第59話 ページ10
音無「何怖気付いてんの!皆を見返すチャンスじゃない!」
木暮「でも…だって…いや…でも…」
音無「大丈夫よ、木暮君なら。私、信じてるから。」
木暮「…!俺を信じてる…?」
音無「えぇ。信じてるわ。木暮君なら、きっとやってくれるって。」
木暮君が試合準備をしている時、私はイプシロンと向き合っていた。
A「治君…」
砂木沼『A、どうした?何かあったのか?』
あの頃の治君はもういない。
今は、倒すべき敵なんだ。
A「…」
デザーム「雷門中、ジェミニストームを打ち破った唯一のサッカーチーム。たったそれだけのことで、我らに勝てると思うとは、我らイプシロンの選手も随分と舐められたものよ。
諸君、キックオフといこうか!」
「暴れたりねぇな。レーゼに勝ったなら、少しは手応えあんじゃねぇの?」
「お手並み拝見といきましょう。」
「ぶっ潰す。」
「命知らずって、マキュアだーい好き。」
デザーム「聞け、雷門中!破壊されるべきは漫遊寺中にあらず。我らエイリア学園に歯向かい続けるお前達、雷門イレブンと決まった。」
一之瀬「勝手に決めちゃってるよ…」
デザーム「漫遊寺中は6分で片付けた。だが、お前達はジェミニストームを倒した。その実力を讃え、3分で決着とする。光栄に思うが良い。」
円堂「3分!?」
土門「だから、なんで勝手に決めちゃうかな?」
塔子「本当腹立つわ。あたし、そういうの大嫌い。」
吹雪「だったら、僕達も3分で片付けちゃおうよ。」
染岡「おもしれぇ。」
デザーム「エイリア学園ファーストランクチーム、イプシロンの力、思い知るがいい。」
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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年10月5日 21時