第80話 ページ31
円堂｢そっちもなかったか？｣
鬼道｢あぁ。｣
木野｢あれ？一之瀬君は？｣
風丸｢そういえば、まだだな。｣
吹雪｢一之瀬なら、外みたいだよ。この子達が出て行くのを見たんだって。｣
｢｢こんにちは！｣｣
皆｢…(汗)｣
木野｢アハハ…｣
女の子達に教えてもらった場所につくと、そこはお好み焼き屋さんだった。
円堂｢ここだな？あの子達が言ってたのは。よし。｣
ｶﾞﾗﾗｯ…
｢エイリア学園って、またけったいな名前やなぁ。
あっ、いらっしゃい！｣
一之瀬｢あっ、円堂！｣
円堂｢何やってるんだ？こんな所で。｣
壁山｢あっ、お好み焼き！狡いっすよ、先輩だけ！｣
一之瀬｢ちょっと色々あってさ…｣
｢こいつらか？さっき言ってた仲間っちゅうんは。｣
一之瀬｢うん。じゃあ、そういう訳だから。お好み焼き、どうもありがとう。ほんとすっごい美味しかったよ。｣
｢そうはいかへんで！｣
一之瀬｢えっ？｣
｢アンタ、ウチの特製ラブラブ焼き食ったやろ？アレ食べたら、結婚せなあかん決まりやねんで。｣
一之瀬｢けっ…｣
皆｢結婚！？｣
一之瀬｢けど、そんな話一言も…｣
｢当たり前やん！そんなん言うたら、食べへんかったやろ？
まっ、そういうことやから。エイリア学園かなんか知らんけど、そいつらはアンタらだけで倒してな。
ダーリンはウチとこで、幸せな家庭築くよってな♡｣
木野｢ダーリン！？///｣
｢はいはーい。お好み焼き食わへんのやったら、出てってな！商売の邪魔やから。｣
円堂｢おい、ちょっと待てよ！｣
｢ほな、さいなら！｣
ﾋﾟｼｬｯ!
｢ダーリン、そんな逃げんでもええやん！｣
一之瀬｢だから、ダーリンじゃないって！｣
｢またまたもう！照れてもうてから！｣
一之瀬｢円堂ーー！！｣
皆｢…｣
円堂｢一之瀬…｣
壁山｢一之瀬先輩、このままお好み焼き屋さんになっちゃうんすか？｣
円堂｢そんなこと、あるわけないだろ！何が結婚だ！｣
｢ちょー、退いてんか。｣
突然、横から女の子が割って入ってきた。
風丸｢何するんだ？｣
｢何って、リカ呼びに来たに決まってるやろ。｣
見ると、女の子達がいた。
｢キュート！｣
｢シック！｣
｢クール！｣
｢ウチら浪速のサッカー娘！｣
｢キュートで、シックで、クールな大阪ギャルズ…
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年10月5日 21時
