第70話-真・帝国学園戦- ページ21
ピピーッ!
角馬「さぁ、遂に始まりました!雷門中対真・帝国学園の試合!」
不動「佐久間、見せてやれよ。お前の力を!」
角馬「おっと、どうした?佐久間、動きません。何をしようというのでしょうか?」
佐久間「うおおおおっ!」
A「あれは…!」
鬼道「やめろ!佐久間!」
佐久間「ピューイッ!)」
鬼道「それは、禁断の技だ!」
佐久間「皇帝ペンギン…1号!」
シュートを打った佐久間君は、苦しみ出す。
円堂「ゴッドハンド!」
バッリーンッ!
角馬「ゴォール!真・帝国学園、先制!佐久間のシュートが、円堂を吹き飛ばしたァ!」
不動「素晴らしい!」
佐久間「うっ…ううっ…」
鬼道「佐久間、お前…何故…」
佐久間「見たか、鬼道…俺の皇帝ペンギン1号。」
鬼道「二度と打つな!あれは禁断の技だ!」
円堂「えっ!?」
鬼道「皇帝ペンギン1号は、禁断の技だ。二度と使うな!」
佐久間「怖いのか?俺如きに、追い抜かれるのが。」
鬼道「違う!分からないのか?このままでは、お前の体は…」
佐久間「敗北に価値はない。勝利のためなら、俺は何度でも打つ。」
佐久間君は、ふらふらと歩いていく。
A「佐久間君…」
円堂「鬼道、A!禁断の技って、どういう意味だ?それに、二度と打つなって…」
鬼道「皇帝ペンギン1号は、影山零治が考案したシュート。」
A「物凄い威力を持つけど、全身にかかる負担があまりにも大きいから、二度と使わない禁断の技として封印されたの。」
鬼道「あの技を使うのは、一試合2回が限界。3回目は…」
A「二度とサッカーが出来なくなる…」
円堂「そんな…うっ!」
鬼道「円堂!」
A「円堂君ももう一度まともに受けたら、立っていられなくなる!」
皆「!?」
鬼道「この試合の作戦が決まった。」
A「佐久間君にボールを渡さないで!」
円堂「うん。」
一之瀬「その作戦、大賛成だ。目の前で、そんな最悪な光景は見たくない。」
吹雪「僕もディフェンスに入るよ。」
鬼道「一之瀬…吹雪…佐久間のマークは頼む。」
ピピーッ!
角馬「先制された雷門、鬼道のドリブルで反撃開始だ!」
鬼道「思い出せ!これが、本当の皇帝ペンギンだ!
ピューイッ!)皇帝ペンギン!」
A・染「2号!!」
角馬「強烈なシュートが、キーパー源田に襲いかかる!」
源田「ビーストファング!うおおっ!」
A・鬼「!?」
源田「ふっ…ぐあああああっ!」
46人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:苺の花 | 作成日時:2019年10月5日 21時