第34話-ジェミニストーム戦- ページ35
角馬「失敗です!なんと雷門中、またもや必殺技決まらず!」
土門「そんなことってあるのかよ…豪炎寺が、2回も外すなんて…」
ピピッ!ピピーッ!
角馬「ここでホイッスル!13対0、エイリア学園が大きくリードして、前半終了です!」
円堂「攻撃パターン?」
鬼道「例えば、あのMFが中盤でボールを取った時は、一度右のDFに下げて、DFへ体勢を立て直す。左のMFがライン際でボールを取った時は、後ろのDFを通して、女のMFに戻す。」
一之瀬「そうか、それであそこに来るって分かったのか。」
A「流石、有人君!」
風丸「これならいけるな!」
染岡「奴らの攻撃パターンさえ分かりゃ、こっちのもの!後半は点取ってくぜ!」
皆「おう!!」
瞳子「甘いわね。確かに鬼道君の言う通り、ジェミニストームの攻撃には、一定のパターンがある。」
木野「え?監督も気付いていたんですか?」
瞳子「見てれば分かります。」
木野「す、すみません…」
瞳子「貴方達、今自分がどんな状態だか分かってるの?」
土門「状態?」
瞳子「今の貴方達じゃ、相手のスピードにはついていけない。攻撃パターンが分かったくらいで、倒せる相手じゃないのよ。」
円堂「じゃあ、どうしろっていうんですか?」
瞳子「こちらのディフェンスを鬼道さん以外全て上げて、全員攻撃するのよ。」
皆「えっ!?」
土門「そんなに上げるんですか?」
風丸「でもそれじゃあ、ディフェンスがいないも同然。それこそ奴らに抜かれでもしたら、終わりじゃないですか!」
瞳子「だったら、抜かれないようにすることね。」
そう言って、瞳子監督はベンチに戻っていった
塔子「何なの、あの監督!」
円堂「いやぁ、俺もよく分かんないんだけどさ…でもまぁ、とにかくやってみようぜ!SPフィクサーズに勝てたのも、監督の作戦があったからなんだしさ!」
角馬「な、何でしょう?このフォーメーションは?キーパーの円堂の前が鬼道姉以外立っていない!」
円堂「皆、頼んだぞ!ゴールは、俺とAに任せとけ!」
ピピーッ!
角馬「後半戦が始まりました!」
A「…!円堂君!」
円堂「うっ!」
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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年9月27日 21時