第31話 ページ32
鬼道｢やったな、義姉さん。｣
A｢うん！｣
円堂｢A！さっきの必殺技、凄かったな！｣
A｢えへへ！｣
｢負けたよ。流石は、日本一の雷門イレブンだ！｣
円堂｢いやぁ…え？今、何て言った？｣
｢あたし知ってたんだ。あんた達が、FFで優勝したチームだって。｣
円･土｢何だってー！？｣
円堂｢それ…どういうこと？｣
A｢ねぇ…やっぱり君、財前総理の娘さんだよね？｣
円堂｢えっ！総理大臣の娘！？｣
｢うん。びっくりした？
あたし、宇宙人からパパを救い出したい。だから、超強力な仲間がほしいんだ！｣
円堂｢それで、俺達と試合を…｣
｢うん。そこの女の子がサッカーで勝負しようって言ったから、丁度いいと思って。
ごめん、試したりして。｣
円堂｢いいさ！気にするなよ！｣
鬼道｢義姉さんは、気付いて試合を持ちかけたのか？｣
A｢うん、何処かで見たことある顔だなって思ったんだ！財前総理の娘さんなら、雷門中のこと知らないわけないしね！｣
｢あんた達ならエイリア学園に勝てるかもしれない。あたしと一緒に戦ってほしいんだ！パパを助けるために！｣
円堂｢もちろんさ！なっ、皆！｣
皆｢おう！｣
｢ありがとう！｣
円堂｢俺、円堂守！よろしくな、財前…えーっと…｣
塔子｢財前塔子！塔子って呼んでよ！｣
円堂｢んじゃ、よろしくな。塔子！｣
円堂君と塔子さんは、握手を交した。
《地球の民達よ。我々は宇宙からやって来た、エイリア学園なり。》
円堂｢レーゼ！｣
レーゼ《お前達地球人に、我らが大いなる力を示すため、この地球に降り立った。
我々は野蛮な行為は望まぬ。お前達の星にある、サッカーという一つの秩序の元において、逆らう意味がないことを示してみせよう。》
円堂｢くそっ！あいつら一体何処に…｣
｢何？それは本当か？間違いないな？
探知しました！放送の発信源は、奈良シカTVです！｣
私達は、奈良シカTVに向かった。
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年9月27日 21時
