２２７話 焼却炉の進捗 ページ27
.
亜) そうだね。一度焼却炉に戻ろう。
ただ…。バダップ君と円堂君の件は、生き残りしか知らないから
発言には注意しよう。
そういえばさっき居た神童君と霧野君も生き残りだけど…
世界が一度変わってるから知らないんだっけ？
あ) 私もそうだったんですけど、父さんから全ての事の経緯は共有済です。
生き残りは大人も生徒も全員共有の認識だって思ってもらって大丈夫だと思います。
亜) あ、じゃああの二人もここに呼んで大丈夫だったんだね。
そうか、やっぱりメンバーそれぞれで2つの世界が存在するって、ごちゃごちゃして難しいなあ
それを下手に言ったところで信じて貰えるかも怪しいし…
第一仲間同士であんな事あったって記憶も知りたくないだろうしね。
-----------------------
――午前10時 / 焼却炉前 ――
あ) みなさん、進捗どうですか？
涼) あぁ、A。
焼却炉は高火力で回してるから、11時までには終わるかな。
外も寒いし、私達は一度室内に戻ろうと思ってるよ
あ) そうですね…。本当に寒いですし、暖かくして休んでください。
11時になったら私もここに戻ってきます。
基) どこかに行くのかい？
あ) 落ち着いてもいられないので、昨日の手紙の推理でもする予定です。
南) いいけどよお、あまり無理はすんなよ
Aはそういう所エスカバに似てるからなあ
あ) あはは…。よく言われます。
涼) アフロディ、君も行くのかい？
亜) うん、Aちゃんとちょっと話があるからね。
一人にしておくわけにもいかないから…。
学校であんな事があったし、女性だけだと危ないからね。
南) それもそうだな、じゃあ後で合流しようぜ。
亜) うん、また後でね
-------------------
あ) アフロディさん、上手く誤魔化しましたね？？
亜) 彼らは僕が女性に対して優しい人だと思っているから
Aちゃんの名前を出せば、「あ、いつも通りだな」って思ってくれるんだ
あ) わあ…。友人の扱いに非常に長けている…。
亜) あはは。
でも、女性の扱いに慣れているじゃないんだけどな…。風貌のせいかな？
まあ僕と違ってミストレ君は、女性を大切にする人だったけどね
あ) あぁ…確かに、
ミストレさんと会った時、私もそう思いました
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 20人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kibu(プロフ) - ありがとうさん» 読んで頂きありがとうございます！お待たせしてしまい申し訳ございません…！最後まで書ききりますので、是非お付き合い頂けたらと思います！ (2021年9月28日 9時) (
レス) id: 08a56bf5fc (このIDを非表示/違反報告)
ありがとう - ずっとお待ちしておりました、、、 帰ってきてくれて嬉しいです！イナズマ黄金期の作品をもう一度楽しめるなんて… (2021年9月28日 4時) (レス) @page12 id: 9a53dfaad2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぶの | 作成日時：2021年9月23日 23時
