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『な、なに?なんでここに?』

「あー、えっと、実は、たまたま同じバーにいまして」


あ、きっと私のはなし、聞かれてたんだ。

パク・ジミンさんの気まずそうな表情を見て、察した。

まずいな、振られたまでならまだいいけど、

大泣きしながらオッパに電話したのも見られてたのかな、というかその後の記憶ない…

そうだ、なんで私はここにいるんだろ。

ていうか、普通に素で話しちゃった…

こほん、と咳払いをして、背筋を伸ばす。


『すみません、きっとお見苦しいものをお見せしてしまったんですね。

忘れてください。

それで、私と貴方はなぜここにいるんでしょうか?』

「あ、もどっちゃった……」

『え?』

「あ、いえ、なんでもありません」


パク・ジミンさんが何かぽそりと呟いたが、よく聞こえなかった。

「えっと、ミン・Aチーム長が

お兄さんを電話で呼ばれたのは覚えていらっしゃいますか?」

『ええ……すみません、すごく情けなかったですよね』

「あ、いえ、気にしないでください。

それで、ユンギヒョンの大学の後輩なんです、僕」

『え』


そう、だったんだ?


『兄とは少し年が離れているので、

パク・ジミンさんとは年代は重なっていないと思いますが…』

「あ、はい。ユンギヒョンが所属してたサークルの後輩で、

ユンギヒョンはOBとしてサークルに顔を出してくれてたのでそこで仲良くなって…」

『あぁ、なるほど』


たしかにオッパは大学を卒業して就職してからも何度か大学に足を運んで

サークルに顔を出していた覚えがある。



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設定タグ:BTS , ジミン , JIMIN   
作品ジャンル:恋愛
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いなり(プロフ) - tyaiさん» すごくすごく返信が遅くなってしまってごめんなさい😭他の方のレスにも書いたんですが、Twitterの方で番外編を書いてます!今後こちらにもあげるかも知れませんがまだ未定ですので思い出した時にでも見に来ていただけたら嬉しいです🥲 (2022年11月16日 8時) (レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - yu5さん» すごくすごく返信が遅くなってしまってすみません😭Twitterの方で番外編をちょこちょこ書いています!溜まったらまたここに上げる、かもしれませんがまだ未定です🥲 (2022年11月16日 8時) (レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
tyai - 急なコメント失礼します。本当に面白かったです!続編などは出ますでしょうか? (2022年11月3日 23時) (レス) id: 4eebb26101 (このIDを非表示/違反報告)
yu5(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります😩💦 (2022年11月2日 9時) (レス) @page45 id: 45f8af9607 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いなり | 作成日時:2022年10月29日 7時

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