１９． ページ19
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◇◇◇◇◇◆◇
おおかた作業が終わった頃には外は暗くなっていて、お腹がすいたな、
なんて思ってたらジミンさんのお腹がぐぅと鳴った。
ばっとこちらを振り向くジミンさん。
「……きこえた？」
『ふふ、うん』
「……はずかしい」
恥ずかしそうに顔を覆うジミンさんにくすりと笑いつつ、
キッチンに向かい、冷蔵庫を覗くと、
すこし食材が残っていたので簡単に2人分の夕食を作ることにする。
『ジミンさん、辛いの平気ですか？』
「大好き！ごはんつくってくれるの？」
ふいに飛び出した"大好き"に何故か少しだけ胸がはねて、ちょっとびっくり。
『…うん。昨日と、今日のお礼』
ジミンさんはキッチンで料理する私のところにトコトコ来て、
邪魔にならないところで見ている。
たまに少し手助けしてくれたりもして。
完成した料理は辛めのプデチゲと、卵もあったからケランマリ。
ジミンさんは、美味しい美味しいと言いながら食べて、おかわりもしてくれた。
「ほんとに美味しかった！Aちゃん料理上手なんだね！」
『…褒めすぎだよ』
「そんなことないよ！Aちゃんの味付け、すごく僕の好みだった！また食べさせてね！」
にこにこ笑って、そう言ってくれるから。
また、作ってあげてもいいかな、なんて思ったりして。
「片付けは僕がするから！Aちゃん座ってて！」
そう言うと、自分の分と、私の分の食器も持ってキッチンへ行くジミンさん。
……ジミンさんってすごくモテそう。
小さなことでもすごく褒めてくれるし、気遣いもすごく細やかだし、
多少強引だけど、無理強いはしないし。
というか、言ってほしい言葉を言ってくれて、してほしいことをしてくれるから、
強引にされても嫌じゃないというか。
会社の女の子ともいつもにこやかに会話しているし。
その姿を思い出して、少しだけ、胸がジリっと痛んだ気がした。
『……？』
なんで？
胸元をさすりながら、プデチゲ、辛すぎたかな、と独りごちて、
意味もないのにん"んっ、と小さく咳払いをしてみた。
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いなり(プロフ) - tyaiさん» すごくすごく返信が遅くなってしまってごめんなさい😭他の方のレスにも書いたんですが、Twitterの方で番外編を書いてます！今後こちらにもあげるかも知れませんがまだ未定ですので思い出した時にでも見に来ていただけたら嬉しいです🥲 (2022年11月16日 8時) (
レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - yu5さん» すごくすごく返信が遅くなってしまってすみません😭Twitterの方で番外編をちょこちょこ書いています！溜まったらまたここに上げる、かもしれませんがまだ未定です🥲 (2022年11月16日 8時) (レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
tyai - 急なコメント失礼します。本当に面白かったです！続編などは出ますでしょうか？ (2022年11月3日 23時) (レス) id: 4eebb26101 (このIDを非表示/違反報告)
yu5(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります😩💦 (2022年11月2日 9時) (レス) @page45 id: 45f8af9607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いなり | 作成日時：2022年10月29日 7時
