No.7ヒーロー物語 ページ8
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「大将、ただいま戻ったぜ。部屋に入ってもいいか?」
審神者「どうぞ。」
双子、乱「失礼します。」
審神者部屋に入る。審神者部屋と言ってもほぼ書斎部屋と言っても過言ではない。因みに大将はもう一つ奥の部屋が大将の部屋だ。
審神者部屋は和風と言うよりは洋風な作りになっている。何故ならば沢山の本棚やディスク、パソコンなど現世で使うものが仕事に必要だからだ。
それ以外の部屋は、刀剣男子によって異なる。例えば燭台切や大俱利加羅はフローリング。三日月やオレ達兄妹粟田口は和室。
金は困らないかと言うが、ここはオレ達が転生する前から本丸は回っている。つまり大将はベテラン中のベテランの審神者ということだ。
そして、つまり審神者は30代後半という所だろう←
審神者「どうだったんだ?試験は。」
「…多分、特別推薦者じゃなかったら落ちていた。」
厚「オレも」
乱「嘘!??」
「何でなんで?!?二人ともあんなに勉強してたのに!!成績だって“とっぷ”なんでしょ?!」と興奮する乱。そう、オレ達は成績は確かに上位だ。
しかし、実技試験では満足の行く結果は残せなかった。
「試験は筆記試験と実技試験に分けられた。筆記試験なら多分大丈夫だろう。」
厚「問題は実技試験なんだ。」
審神者「?君たち程の個性なら問題なく合格のはずだが…。聞かせてくれ。」
「実は_______」
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オレと厚は自分たちの実技試験について話した。八百万という少女を助けたこと、厚は見知らぬ少年少女を助けたこと。
そして、落ちる可能性がある事を_______。
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審神者「そうか。まぁ、君達らしい行動だ。別に落ちても君達なら専門学校でも通えるだろう。それか“審神者”になる手もあるぞ?」
厚「審神者!?いやいや、大将。いくら元刀剣男子でも審神者にはなれないだろ?そもそも審神者になるには見習いからだし、転生したオレ達の話を聞いてくれるかどうかも…。」
そう。転生したオレ達は外では秘密にされている。オレ達の存在をしる者はここの本丸と政府の人間だけ。
そして事例が無いため話せばきっと信じてくれない。
乱「そんなの“ここ”の見習いでいいじゃない。」
「確かに政府は許可をくれるだろうが、オレ達は霊力は勿論神力も以前と変わらない神に近い存在。それを時間遡行軍が嗅ぎつければここも危ないに決まっている。」
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虹16(プロフ) - 神居さん» 了解です(。ゝω・。)ゞ (2018年8月21日 21時) (レス) id: fcb9d85736 (このIDを非表示/違反報告)
神居(プロフ) - 虹16さん» あの、ぜひ石切ぱっぱと伽羅ちゃんたちとも絡ませて下さい……! (2018年8月20日 10時) (レス) id: 483d5ecd7e (このIDを非表示/違反報告)
虹16(プロフ) - 桃兎さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2018年8月8日 20時) (レス) id: fcb9d85736 (このIDを非表示/違反報告)
桃兎(プロフ) - 薬研がかぁいすぎてしんどいです!!更新楽しみに待ってます!! (2018年8月8日 17時) (レス) id: 050cf08f0a (このIDを非表示/違反報告)
虹16(プロフ) - 瑠璃さん» コメントありがとうございます!分かりました!私も轟くんと鶴丸と三日月が好きなので絡ませますね!そして心配まで...ありがとうございます(´˘`*) (2018年7月26日 22時) (レス) id: fcb9d85736 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:虹16 | 作成日時:2018年7月16日 15時