第二理科室 ページ6
貴方side
『なんでもないよ!』
「そう?なんかあったら言ってね」
『うん、ありがとう』
やっぱり玲奈は鋭いな
私顔に出やすいから気をつけないと
それから玲奈と昼食を食べて5時限目も6時限目も何事もなく過ごした
___放課後
「これでSHRを終わる気をつけて帰れよ」
先生のその言葉を聞いて一斉にクラスメイトが帰る
「あ、そうだ西宮ちょっと残れるか?このダンボール第二理科室まで運んでほしいんだが‥」
面倒くさいけど帰ってからもやる事ないしな、
『‥わかりました』
「お!ありがとうな助かる。」
そう言って先生は教室を出て行った
「A、手伝いたいんだけどこの後部活のミーティングがあるから手伝えない‥ほんとにごめん!」
『全然大丈夫!先生も私に頼んだんだし玲奈は気にしないでー、行てらっしゃい!』
「ごめんねー‥行ってきます!」
先生に続いて玲奈も教室から出て行った
『さて、じゃ運ぼ』
5つあるから3つと2つに分けて行けばいいか
『よいしょ‥‥』
『‥重』
すごく重い‥‥こんなの2つずつでも持っていくの
大変でしょ
『どうしたものか‥』
運び方を考えていたら教室の後ろのドアから誰かが入ってくる音が聞こえた
「どうしたんですか?何か困り事ですか?」
剣持くんだった
『あ、剣持くん実はね‥』
ことの経緯を話した
「なるほど、じゃ僕が3つ持ちますよ」
『え!でも悪いよ』
「こんなに重い物を1人で持って行くには大変ですし、2人で行った方が早いですよ?」
それもそうだ‥ここは甘えようかな
『じゃお言葉に甘えて‥お願いします‥』
「はい勿論です。」
___第二理科室
『終わった‥ほんとにありがとう剣持くん!』
「いえいえ、気にしないで下さい」
あ、そういえばよく見たら剣持くん剣道着着てる
『剣持くんなんで剣道着着てるの?』
「これから部活なんですよ」
『え⁉︎そうなの?‥部活前にこんな事させてごめんね‥』
「全然気にしないで下さい!‥」
そう言うと剣持くんは少し黙って
「西‥さ‥たので‥に」
『ごめん‥もう一回言ってくれる?』
「だから、その‥」
「西宮さんが困っていたので体が勝手に!」
さっきより大きな声で顔を少し赤らめながら言われた
『へ‥‥そ、そうだったんだ』
剣持くんにつられてか私も顔が赤くなっていった
それからは喋らなかったけど少しの間だけ理科室に2人で残った
?side
やっぱり可愛い‥
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名無し - はじめまして、コメント失礼します。設定タグをご本人様の名前含め、検索除けタグのみに変更お願いします。デリケートな界隈なので対応のほどよろしくお願いします。変更終わりましたらコメントの方は消していただいて構いません。長文失礼しました。 (2022年6月9日 3時) (レス) id: 2518b8b23d (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - みやさん» そう思ってもらえて嬉しいです!更新も頑張ります! (2022年4月9日 1時) (レス) id: f1af487042 (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - 友達が“勘が鋭い“ってのと理科室の最後がゾワッとした…これからどうなっていくのかどうなっていくのか楽しみです…!更新頑張ってください(*´∀`) (2022年4月7日 0時) (レス) @page6 id: 188356117d (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - 天音さん» ありがとうございます!前世が明かされるまでお楽しみに! (2022年4月6日 23時) (レス) id: f1af487042 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - 前世何があったのか気になるっっ!これからも頑張ってください! (2022年4月4日 0時) (レス) @page5 id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いな x他1人 | 作成日時:2022年3月17日 1時