漆拾陸ノ型 ページ33
Aside
貴「…沙霧さん！お久しぶりです」
あれからしばらくして私と無一郎君は里へと向かった…
そういえば、蜜璃さんも後から来るとか言ってたような……
そして無一郎君は何故か山奥へ
私は私の刀を打ってくれた沙霧さんに会いに行った
沙「…おぉ、Aか…久しいのぅ」
沙霧さんは相変わらず元気そうだ
何度か手紙を出させていただいていたけど……返信はほとんどなかった
ただ、白紙の紙にいつも四つ葉が挟まれていた
……探してくれたのね
それだけで、元気だということが分かる
貴「今回、少し刃こぼれをしているので……打ち直してい欲しいんです、だめですか？」
私はそう言いながら、刀を見せる
沙「…どれ……ふむ、分かった、儂が完璧に打ち直してやろう」
沙霧さんは刀を見ると、少し間を空けてから刀を受け取ってくれた
私は行く途中で買ったみたらし団子を渡すと、今日泊まるであろう宿へと向かった
その時は知らなかった
まさかあの子達まで来ているなんて……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
貴「…炭治郎？」
旅館に着くと、私は早速温泉へと向かった
そしてまた部屋へと戻ろうとした帰り道、聞き覚えのある声が二つ聞こえた
炭「…え、姉さん！」
炭治郎は名前を呼ばれた方を見る
赤い瞳に私が映る
すると驚いたような嬉しそうな満面の笑みで私を呼ぶ
ーーーダダッーーー
ーーーギュッーーー
しばらくすると、転がっていた禰豆子が私に向かって走り、抱きついてきた
貴「あら、禰豆子もいるのね」
私はにっこりと微笑むと
禰豆子を抱きかかえた
蜜「あーーー！Aちゃん！」
その時、もう一つの声が辺りに響く
貴「蜜璃さんも来ていたんですね！」
炭治郎の横にいたのは蜜璃さんだった
いつもニコニコと明るく笑っている彼女は……なんと伊黒さんの想い人
本人は気づいていないが
私は禰豆子を抱えて二人のところへ行く
そして炭治郎の隣に座った
貴「二人はどうしてここへ？」
炭「…俺は、前の戦いで刀をボロボロにしちゃったから、、直してもらおうと思ったのに…俺についてる人が怒って直してくれなくて…」
炭治郎は私の質問に眉を下げて少し悲しげに呟く
蜜「私はねー！任務がここの近くであるからな刀を調整してもらおうと思って！」
逆に蜜璃さんはニコニコと笑いながら私に告げた
無一郎君もここにいたらいいのに
私はそう思った
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ビアンカ - とっても面白いです！できたら富岡さんを少し出していただけたら嬉しいです… (2020年7月9日 19時) (
レス) id: 8342502802 (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - プラウスさん» コメントありがとうございます！すいません、他の方からのコメントでも無一郎君がいないことを教えて貰っていたのですが、やはり無一郎君を入れた方が良いでしょうか？であれば、書き直します！ (2019年10月21日 0時) (レス) id: b6281ca595 (このIDを非表示/違反報告)
プラウス - 無一郎君がいない (2019年10月19日 21時) (レス) id: 70d6052350 (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - 蝶華さん、お久しぶりです！本当に更新が遅くなってすいません！そろそろ第三章に行かなければなりませんね|ω･`) 夢主ちゃんが本気を出します！少し原作とは違い(しのぶさんとか)があるとは思いますが、これからもよろしくです！ (2019年10月1日 0時) (レス) id: b6281ca595 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華 - お久しぶりです！最近やっとイナビカリさんの作品が見られて本当に嬉しいです！遂に夢主ちゃんの過去も明らかになってこれからどうなっていくのかが凄く気になります？これからも頑張ってください！ (2019年9月30日 19時) (レス) id: 70b9e10207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イナビカリ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RibonHomupe
作成日時：2019年5月20日 22時
