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参拾肆ノ型 ページ36

貴「炭治郎……具合はどうかしら?」

私はヒョコッと顔を出す



しのぶさんの屋敷に訪れ 炭治郎とその仲間と思われる子達のお見舞いに来た
炭治郎もひどい怪我だけど 他の子達も酷かったみたい……


炭「…ッ⁉ お姉ちゃんッ!」


炭治郎が私を見た瞬間 パァと満面の笑顔を見せる


ーーーキュンッーーー


想像以上に可愛かった


貴「ごめんなさいね…中々 会いに行けなくて、、それに………あの時 どうしていなくなって どう生きてきたのか言わないといけないと思てるの…」


炭「……うん」


私の言葉に炭治郎は 複雑そうに頷いた
それを見た私は落ち込む


だけど


炭「どんな理由があっても お姉ちゃんは俺のお姉ちゃんだよ」


やっぱりこの子は 優しいまま変わらなかった


貴「…そうね、炭治郎がどんなに変わっても貴方は私の可愛い弟……それは変わらないわ」



私は微笑むと炭治郎の頭を撫でる
炭治郎は照れ臭そうに嬉しそうに笑った





その時、

ーーーードンッーーーー


誰かが後ろから抱きついてきた

炭「…っ!禰豆子ッ! 起きたのかっ!」


炭治郎がびっくりしたように言う

後ろを振り向くと 目に涙を沢山ためた禰豆子が がっしりと私の羽織を握っていた


その姿は 拗ねているようで……



変わらないわね……
何度見てもそう感じた



私は後ろを向くと

貴「…禰豆子、おいで」


ーーーギュッーーー


抱きついてきた禰豆子を抱き上げた


鬼になってしまった妹
それでも……


貴「…何があっても私の可愛い妹よ、禰豆子」



この子達は私の家族
私は長女よ、、守る義務がある


私は ずっと抱きついたままの禰豆子の背中をあやすように優しく撫でた







我「…っ! た、たたた炭治郎⁉ だ、誰だっ!この美人はっ!」


伊「あ?……誰だ?」



突然、見覚えのない子達が 扉の前に立っていた


炭「善逸っ! 伊之助っ!」


どうやら 弟の仲間らしい


私はニコリとほほ笑むと


貴「ふふ、こんにちは……炭治郎がお世話になっているわ」


話しかける


我「…うわぁぁぁっ! 美人っ!超美人!……てか、あれ? なんか禰豆子ちゃんに似てない?」


伊「フン! 俺の子分にしてやる!」



すると、黄色い髪の男の子は かおを真っ赤にして騒ぎ出し、猪の頭を被っている男の子は よく分からないことを話していた


貴「私は 竈門A……炭治郎と禰豆子のお姉ちゃんよ」


私はその子達に近づくと


二人の頭を撫でた

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みお(プロフ) - 鱗滝さんの字が違ってますよ! (2019年10月4日 2時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - あいうえおさん、ご指摘ありがとうございます!返信遅くなりすいません(T ^ T) (2019年9月14日 0時) (レス) id: b6281ca595 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 「鱗滝」ですよ。 (2019年8月21日 17時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - あやさん、コメントありがとうございます!更新が遅くなるかも知れませんがこれからも宜しくお願いします! (2019年7月25日 22時) (レス) id: 757b33d380 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - めっちゃ最高に面白いです!!!応援してます!!! (2019年7月21日 18時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イナビカリ | 作成日時:2019年4月24日 0時

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