弐拾捌ノ型 ページ30
貴「……だいたい、お館様が何も言ってない時点で……少しは考えてください」
私は炭治郎の縄を解いてあげた
そして次は炭治郎を見る
貴「それと、炭治郎……柱とは 鬼殺隊の階位の一番上に値する人達……それなりの努力、道を進んできている強い方達なのよ、、だから、もう少し 言葉遣いに気をつけないといけないわ」
炭治郎は私の目をちゃんと見る
ちゃんと人の話を聞いてくれる
この子だからこそ 私は強くなれると思っている
貴「……禰豆子は 鬼になってしまった、、炭治郎はきっと人間に戻そうと頑張っているかもしれないけれど………全ての人が理解してくれるわけじゃないの、、もっとも ここにいる人達は 鬼を滅するためにここまで鍛え上げた人達……鬼に対しての思いは強いわ」
炭治郎は 涙を拭き、私を見て言った
炭「……はい！」
ただの返事なのに
この子の誠実さが滲み出てくる
私は微笑むと
炭治郎の頭を撫でてあげた
貴「……それさえ 出来たら……きっと大丈夫よ」
お姉ちゃんはそう願っているから
すると、急に木箱からカリカリとひっかく音が聞こえる
炭「…禰豆子もお姉ちゃんの声に反応して 会いたがってるんだよ」
そうか……。
その言葉だけで 私の心は暖かくなった
ま、とりあえず
炭治郎にはちゃんと言ったわ
最後に
貴「……不死川さん……私は貴方が誰よりも鍛錬に取り組み 鬼を滅している事を知っています……どれだけ傷を受けても………ですが、貴方は�犁喚瓩修里發里鯤�かっていない……姿見や陽の光を浴びれない事だけで 鬼とするのはやめて下さい、、見なければならない所は いつもどんな時でも 心なんですから……」
私は 一度も目を逸らさずに告げた
不死川さんは 何か言いたそうだったけど、
その言葉は口から出る事はなく
ただ黙って そっぽを向いた
義「……もうすぐお館様がいらっしゃるぞ」
義勇がそう言ってしばらくすると
お館様がやってきた
私は炭治郎に 私の真似をして と告げると
柱全員とともに 膝をついた
そのあと、お館様からの話を聞いていた
禰豆子の事に関して
鱗瀧さんと義勇が もし人を喰ってしまったら切腹すると……
ま、その時は私も切腹しますけど
だけど、一番重要なのは
炭治郎が 鬼舞辻 無惨 と遭遇している事
それを聞いた柱達は一斉に炭治郎に質問攻め
それはそうだった
なぜなら、私を除いた柱達は
誰一人として 遭遇した事が無かったから
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みお(プロフ) - 鱗滝さんの字が違ってますよ！ (2019年10月4日 2時) (
レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - あいうえおさん、ご指摘ありがとうございます！返信遅くなりすいません(T ^ T) (2019年9月14日 0時) (レス) id: b6281ca595 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 「鱗滝」ですよ。 (2019年8月21日 17時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - あやさん、コメントありがとうございます！更新が遅くなるかも知れませんがこれからも宜しくお願いします！ (2019年7月25日 22時) (レス) id: 757b33d380 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - めっちゃ最高に面白いです！！！応援してます！！！ (2019年7月21日 18時) (レス) id: 7701c78eca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イナビカリ | 作成日時：2019年4月24日 0時
