日常253 金曜日 ページ41
「てか、今日金曜日だよね！？普通に学校じゃん！」
少女が二郎と三郎の服装を見ると、制服だったため、カレンダーを確認する。
本日は金曜日。普通に学校だ。
「ほら！早く行かなきゃ、遅刻するよ。」
少女は慌てて立ち上がり、二郎と三郎の背中を押して玄関へと向かう。
「じゃあ、行ってらっしゃい。」
「はーい。」「それでは、行ってきます。」
少女は玄関で二郎と三郎を見送ると、キッチンに戻り一郎の横に立つ。
「今日、金曜日だからいつも通り夕ご飯は大丈夫だよ！あと、もしかしたら泊まるかも！」
「了解。泊まるときは連絡しろよ？」
「はーい。」
少女は一郎からみそ汁とご飯、卵焼きと肉じゃがを受け取りテーブルに２人分運んでいく。
最期に一郎が箸と水を持ってきて＿
「「いただきます。」」
２人のゆっくりした朝食が始まる。
肉じゃがは昨日よりも味が染みてうまみが増している。
少女は朝から良いもん食べてるな…と感心しながら箸を進めた。
「一郎、うちの嫁に来る？」
「ははっ、せめて婿にしてくれ。」
「私より料理上手なんだもん…。」
まぁ、そんなこんなで朝の準備を進め、少女は大学、一郎は依頼のために家を出る。
「じゃあ、お仕事頑張ってね。」
「おう。Aも勉強頑張れよ！」
そう言って、いつも通りの日常が再スタートを切ったはずだった・・・。
ヨコハマ駅。
少女はいつも通り、ヨコハマ駅へと降り立った。
大学を終え、解放感溢れる気持ちで改札を抜ける。
「Aさん、お待ちしてましたよ。」
「銃兎さん、お待たせです。」
改札の向こうには銃兎の姿が。
今日は銃兎とカフェに行く約束だったのだ。
「では、行きましょうか。」
「えぇ、行きましょう！」
銃兎と少女は並んでヨコハマの街を歩きだした。
そうしてやってきたのは駅近のお洒落なカフェ。
「わぁ！今回も素敵なカフェですね。」
「ふふふ。そうだろ？」
意外なことにこういったカフェを見つけるのはいつも銃兎なのだ。
こうして、銃兎の昼が空いている時は毎回お昼を一緒に食べているのだ。
銃兎と一緒にカフェでランチをした時は、その後左馬刻の事務所まで送ってもらい、銃兎が一旦仕事に戻り４人揃うまでゆっくりするというのが流れだ。
カフェを楽しんだ後は、２人で銃兎の車に乗り込む。
「…銃兎さん。」
「…はぁ、わかりましたよ。」
少女は銃兎の目をまっすぐ見て何かを懇願する。
銃兎は呆れながら、車を進めた。
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きな粉もち - いもけんぴさん» ご返信ありがとうございます。楽しみに待っています！ (2022年10月29日 18時) (
レス) id: 7285b7d776 (このIDを非表示/違反報告)
いもけんぴ(プロフ) - きな粉もちさん» きな粉もち様、コメントありがとうございます。いずれ、全体公開を考えているため、もう少しお待ちいただけますと幸いです。申し訳ありません。 (2022年10月27日 16時) (レス) id: 9d0d70bc15 (このIDを非表示/違反報告)
いもけんぴ(プロフ) - くりゅさん» くりゅ様、コメントありがとうございます。いずれ、全体公開を考えているため、もう少しお待ちいただけますと幸いです。申し訳ありません。 (2022年10月27日 16時) (レス) id: 9d0d70bc15 (このIDを非表示/違反報告)
いもけんぴ(プロフ) - れんさん» れん様、コメントありがとうございます。いずれ、全体公開を考えているため、もう少しお待ちいただけますと幸いです。申し訳ありません。 (2022年10月27日 16時) (レス) id: 9d0d70bc15 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉もち - 人間洗浄機シリーズ、いつも楽しませていただいております！８以降のパスワードを教えていただけないでしょうか？ (2022年10月26日 16時) (レス) @page47 id: 7285b7d776 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芋けんぴ | 作成日時：2021年1月17日 19時
