意味が分かると怖い話 (ページ11)

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猫ページ11

内容
前に俺以外の家族全員が父親の実家に帰省しに行ってた時があった

俺は学校のテスト期間だったし家の猫の世話もあったから地元にいたわけ
といっても自分は結構ビビリ。
夜に猫の餌置いたらすぐにサーっと二階の俺の部屋に入って
寝ちゃおうと階段登ろうとしたら猫も寂しいのか擦り寄ってきてさ
こっちも怖いから部屋に連れてったわけ。んで、猫と部屋一緒で寝たんだけど
夜頃になんか猫が俺を起こしてくんの
夜に起こすなよ、怖いなー、って思うけど
切羽詰ったみたいに鳴いてくるから部屋の扉開けて外に出すと一目散に階段駆け下りるのね
で、階段すぐ下に猫のトイレあるんだけど、そこでウンコしてんの
あー、トイレいきかったんだー、って空になった餌入れながら猫見ててふと思ったわけ
あいつ俺の部屋の扉を自分で開けれないから、俺が起きなかったら部屋でウンコしてたわけじゃん

寝て起きて枕元にウンコあったら怖いよな

考察
家には俺と猫が一匹。猫に餌をやって二階に上がる俺。
その後夜に猫が鳴き始め扉を開け猫を出す。猫の行動を注意しながら話を読んでいただきたい。
答えは下。

答え
猫が部屋を出た時は俺が扉をあけた。この扉を開けた行動を話の中で何度も書いていることで、部屋に入ってくるときは猫はどうやって入ったのだろう？と気に止めた読者が多いはずだ。しかし部屋に入るとき、猫は俺と共に部屋に入っている。不可解な点はここではないのだ。
注目すべき点は猫に餌をやった後、猫と共に２階ヘ上り、その後再び一階へ。餌がなくなっていることに着付き餌を足す。
お解かりだろうか？餌がなくなっているのだ。猫はずっとそばにいたはずなのに・・・
一体誰が猫の餌を食べたのだろう？