☆12話☆ ページ16
貴女side
「とりあえず団長、あとで構わせてあげるからひとまず落ち着こう?ね?」
もう一度ぽんぽんっ、と撫でて笑いかける。こんな空気だけど、今戦ってるんだった。忘れてた自分がいる
「!……おうっ!」
団長は私から離れると、あふれていたものを全部こすってなかったことにしてニッといつものように笑った
私は、この笑顔が大好きだ
「A〜!!久しぶりぃ〜!」
「やっほーディアンヌ!おっひさ〜」
「あとでいっぱいお話しようね?」
「うんっ!とりあえず今は……」
私が聖騎士の方へ目をやろうとすると、その前に版の方へなにかが刺さった
バンはというと、平然とした顔で自身の胸にある槍を見る
その槍には見覚えがある
また石化させるのか、と思ったけどその考えはすぐ消えた。そんなことするはずないよね
「…やぁバン。助けに来てあげたよ」
やっぱり来てくれた
団長とディアンヌは驚いてるようだけど、私とバンは笑ってる。バンもこのことがわかってたのかな
「そりゃどーも♪こっちは頼んでねーけどな」
「君のためじゃない。団長とAとディアンヌのため……そして、君を想う妹のためさ」
キングかっこいいね〜
気づけば聖騎士さんは復活していて、私とキングをにたり顔で見ていた
そんな見ないでくれー
「これはこれは怠惰の罪(グリズリー・シン)キング。それに隠れ大罪人、殺意の罪(イーグル・シン)Aですか……」
そうですがなにか?
「キング、あなたの裏切りは想定内ではありました。が、しかし残念です」
なんもないのかよ
心の中だけだけど反応して損しました
てか聖騎士さん言い方酷いし、なにか勘違いしてるんじゃないかな
「その発言は想定外だな。オイラは端から君たちの仲間になってないよ。七つの大罪を倒したい君達と、バンを倒したいオイラの意見が合致しただけ」
「どーでもいいが人の背中越しに喋んな」
あ、刺されっぱなしだったね
ごめん忘れてた…
「そうですか……ではよろしければ5対1でどうぞ」
「いや……1対1だ」
「正気ですか?」
少し間を空けて、私とか団長は腰掛ける。団長はさりげなく胸触って来てるけど…
「……頼んだぞキング!」
「負けたらぶっ殺す〜♪」
「がんばれキング〜!って揉むな!」
ま、キングなら
「わかりました。さぁ…いつでも……」
すぐ勝てるよ
ギーラの頰を、シャスティフォルが横切った
「ダメじゃない。ちゃんと避けなきゃ」
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リオ(プロフ) - 桜花さん» それでも構いませんし。コメント欄にある私の名前もURLになっています。私の作品一覧が載ってあるので、「生命の罪」というか作品を探してみてください。 (2019年7月3日 21時) (レス) id: 0673ec93e1 (このIDを非表示/違反報告)
桜花 - リオさん» 返事有難うございます。ページですか?それは何処にありますか?コメント欄の下にある作者ホームページの事でしょうか? (2019年7月3日 16時) (レス) id: ceece7fa78 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - 桜花さん» とても有り難いコメントありがとうございます。続編をとてもゆっくりですが続けて書いています。よろしければ私のページから見てみてください。拙い文ではありますが、見ていただけると幸いです。ありがとうございます。 (2019年7月3日 16時) (レス) id: 0673ec93e1 (このIDを非表示/違反報告)
桜花 - リオさん» まだメリオダス夢かいていますか?もし此が届いてみていたら知りたいので何かしらの返事か更新が知りたいです。 (2019年7月3日 8時) (レス) id: ceece7fa78 (このIDを非表示/違反報告)
桜花 - 初めてよみましたがとても良かったです。この続きが気になるのとまだ占いツール?続けいるのか知りたいです。見ているかも分かりませんがもし見ていたら返事がほしいです。 (2019年7月3日 8時) (レス) id: ceece7fa78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リオ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rio1001/
作成日時:2015年11月13日 17時