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リョウ-side
どんな人とだって、話し合えば、分かり合えるはずだよね。
もう一度、お父様と話をしよう。
ローザ公国への侵略を考え直してもらえるように。
お城に戻ると、やけに静かだった。
どの部屋も灯りがついていない。
誰にも会わない。
何か、胸騒ぎがして。
お父様の部屋を目指して、駆け出した。
コンコン コンコン
「夜遅い時間に、すみません。リョウです。お父様、お話が…。」
父「リョウか、入れ。」
ガチャ
ドアを開け、中へ。
「お父様、お聞きしたいことがあります。」
父「なんだ？」
「お城が…、お城に人がいないのは、なぜです？」
父「あぁ、リョウには、伝わってなかったのか？ コウとユヤには、リョウにも伝えろと話したのだが。みな、戦に出かけたのじゃ。」
「いくさ？ まさか、ローザ公国へ…？」
父「そうじゃ。」
「そんな…。」
身体が震え出し、無意識に後ずされば、ドアにぶつかり、行き場を失う。
父「そろそろ、お城が陥落する頃か…。」
もう、お父様が何を話しているのか、分からなかった。
お父様の部屋を飛び出し、さっき来た道を必死に駆け戻る。
どうして、一人で帰してしまったんだ。
あの時、一緒にお城まで送っていれば…。
引き留めていれば…。
もう一度、求め合っていれば…。
ユリが目覚めなければ…。
たら、れば の繰り返し。
『流星の丘』からローザ公国を見れば、夜中だというのに空が赤く染まっている。
「ユリ！ 今、助けに行くから。どうか、どうか…。」
一度だけ、ユリを送って、お城まで行ったことがあった。
あの日に通った山道を、ただ、ひたすらに走り抜ける。
お城の裏。
古びた木の扉も壊れて。
そこは、惨状だった。
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ゆう(プロフ) - hallさん» hallさん、コメントありがとうございます。おまけ、�△任垢諭� 了解です。おまけは、�△瞭睛討砲覆蠅修Δ任后Ｂ膵イ�って言ってもらえて、嬉しいです。これからも、よろしくお願いします！ (2020年3月16日 5時) (
レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
hall(プロフ) - ゆうさんお疲れ様でした！！おまけ話�△�読みたいです(>_<)ゆうさんの作品を見て大好きなので楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年3月16日 0時) (レス) id: c7890d568e (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - happy0511さん» happy0511さん、コメントありがとうございます。ゆうの作品、好きになってくれて、嬉しいです。おまけ、�△任垢諭� また、読み返してもらえるように、がんばります。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - かほさん» かほさん、コメントありがとうございます。他の作品も読んでくださり、嬉しいです。おまけ、�△任垢諭� やっぱり、やまちね ですかね〜 今後とも、よろしくお願いします。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
happy0511(プロフ) - コメント失礼します。流星の詩いつも更新楽しみにしてました。おまけ出来れば、�△�読みたいです!ゆうさんの他の作品も大好きでよく読み返してます。これからも頑張って下さい!! (2020年3月15日 14時) (レス) id: 26f4520a2b (このIDを非表示/違反報告)
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