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リョウ-side
お父様は、ああ言ってたけど、直接本人から聞くまでは、ユリとユトの婚約の話を信じることはできなかった。
ただの噂かもしれない。
それに、俺がローザ公国のお姫様と仲がいいって知ったら、俺とユリが結婚することになったら、戦わずしてローザ公国との関係が改善されれば…。
状況は変わるかもしれない。
お父様が考えを改めてくれるかもしれない。
勝手に夢見てたんだ。
そのためには、何としてもユリに逢わなきゃ。
逢って確かめなきゃ。
そして、伝えたい。
『愛してる』って。
ユリの婚約の話を知った、あの日から、毎日のように『流星の丘』へ通っていた。
どんなに待っても、ユリはやって来なかった。
でも、俺は諦めないよ。
毎晩、星が煌めく
『ユリに逢えますように。』
流星に願いを込めた。
胸騒ぎがして、今日こそは逢えるかもしれない。
夕闇の中、『流星の丘』に向かったんだ。
いつもの場所に、小さな人影。
うずくまって、座っている。
！！
ユリだ。
やっと、逢えた。
「ユリ！」
声をかけると、ゆっくりと顔を上げる。
俺を見つけると、ふわっと笑顔になる。
少し痩せた？
ユリ「リョウ！！」
立ち上がって、勢いよく抱きついてくる。
「うぉっ。」
何とか抱き止める。
ユリ「リョウ、逢いたかった。」
「俺も、逢いたかったよ。」
ユリ「んふふ、いっしょだね。」
ぎゅっと、抱きしめれば、ユリも、きゅっと抱きしめ返してくれる。
俺より背の低いユリ。
上目遣いで見上げてくるから、キュンと胸が音を立てる。
見つめ合えば、キスしたいなぁって。
その気持ちは、一緒だったみたいで、どちらからともなく、唇が重なる。
何度も角度を変えて、お互いを求め合うキス。
唇が離れた時、気になっていたことを聞いてみる。
「ユリ、泣いてたの？」
ユリ「どうして…？」
「涙目だし、鼻も赤いから。」
一度、俯いたユリが、しっかりと俺を見上げて、
ユリ「リョウに、言わなきゃいけないことがあるの。」
胸がドキンとした。
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ゆう(プロフ) - hallさん» hallさん、コメントありがとうございます。おまけ、�△任垢諭� 了解です。おまけは、�△瞭睛討砲覆蠅修Δ任后Ｂ膵イ�って言ってもらえて、嬉しいです。これからも、よろしくお願いします！ (2020年3月16日 5時) (
レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
hall(プロフ) - ゆうさんお疲れ様でした！！おまけ話�△�読みたいです(>_<)ゆうさんの作品を見て大好きなので楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年3月16日 0時) (レス) id: c7890d568e (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - happy0511さん» happy0511さん、コメントありがとうございます。ゆうの作品、好きになってくれて、嬉しいです。おまけ、�△任垢諭� また、読み返してもらえるように、がんばります。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - かほさん» かほさん、コメントありがとうございます。他の作品も読んでくださり、嬉しいです。おまけ、�△任垢諭� やっぱり、やまちね ですかね〜 今後とも、よろしくお願いします。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
happy0511(プロフ) - コメント失礼します。流星の詩いつも更新楽しみにしてました。おまけ出来れば、�△�読みたいです!ゆうさんの他の作品も大好きでよく読み返してます。これからも頑張って下さい!! (2020年3月15日 14時) (レス) id: 26f4520a2b (このIDを非表示/違反報告)
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