♯5 ページ6
侑李-side
ゆーてぃと別れて、家に帰ってきたけど、部屋は真っ暗で。
涼介は、まだ帰ってないみたい。
今日も遅いのかな…。
ゆーてぃに
裕「山と何かあった？」
聞かれたときは、咄嗟に嘘ついて
「何にもないよ。」
答えたけど…。
いつからこうなってしまったんだろう。
うっ…、ぐすっ…。
涙が頬を流れ落ちる。
涼介の気持ちは、僕から離れてしまったのかな。
はぁ…。
僕は、涼介のこと…、まだ好きなのに。
少し前の出来事。
恋人同士の二人が一緒に暮らしたら、お互いに求め合って、愛を確かめ合う行為、するよね。
涼介と１つになることが嬉しくて、いっぱい愛し合ったんだ。
だけどね、だんだん涼介がエスカレートして。
ちょっと、怖くなったの。
目隠しされたり、縛られたり、放置されたり…。
大人のおもちゃを使ったり、ムリやり入れてきて出血したり…、乱暴されることが増えて。
普段は優しい涼介が、その時は別人みたいで。
とどめは、映画の撮影で、夜遅く帰ってきた僕。
連日の撮影で疲れていたこともあったし、次の日も早朝から撮影だったから、とにかく早く休みたかった。
涼介が起きて待っててくれて、嬉しかったよ。
お酒飲んでて、少しテンション高めで。
「お願い、今日はやめよ。
明日、早いし、疲れてるの。」
お願いしても、抱きしめられて、キスされて、その先も求められて。
ムリやりしてくるから、昔の涼介なら、こんなことしなかったのにって、悲しくなって。
「イヤだって言ってるじゃん。涼介が僕と一緒に
いるのって、体が目的なの？」
言い過ぎたって、思ったときには、もう手遅れで。
涼「おまえ、最低。そんな風に思ってたの…？」
涼介を怒らせてしまった。
その日を境に、朝帰りが多くなった涼介。
話しかけても無視されることが増えて、僕は、どうしたらいいんだろ。
「ごめんね。」って謝りたいのに。
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ゆう(プロフ) - なるみさん» なるみさん、ありがとうございます。また、何か書いていくので、チェックしてみてください。 (2018年7月24日 5時) (
レス) id: d0278d48e0 (このIDを非表示/違反報告)
なるみ(プロフ) - コメント失礼します（（ 今回のゆとちね、すごくよかったです！これからも応援しています。 (2018年7月23日 15時) (レス) id: 06abf45221 (このIDを非表示/違反報告)
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