#92 ページ47
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Sumeragi side.
「おい、A。」
『なにー？』
2人で稽古をしてるときの休憩中。
Aの気が抜けたのを確認して、オレは最近ずっと気になっていたことを聞くべく話を切り出した。
「オマエ、オレに何か隠してることはないか？」
気になっていたのは、この間漣に言われたこと。
あいつは、Aがオレたちに言ってないことがある…といいたげだったアレ。
普通の隠し事ならいい、けど…。
奴がわざわざオレに聞いてくるようなことだから、しょうもないことではないと思った。
オレがそういうと、Aはぽかんとした顔をした。
『そりゃあ…私だって年頃のJKだよ？隠し事ぐらいあるよ。』
「そうじゃなくて！」
『そうじゃなくて？』
本当に何もなさそうな顔。
…けど、これがマジなのか演技なのかもわからない。
それすらも見抜けない自分に腹がたつ。
「…この前漣にあって、Aさんは大丈夫ですかって聞かれた。」
『…は？ジュンくんに？』
「何の事とは聞かなかったけど…なんかあったのか？」
オレが漣の名前を出すと、Aは若干いらついたようだった。
でも、言おうとはしない。
『…ジュンくんが心配症なだけだよ、それ。
私も何のことを聞かれてるかわからないから、今度聞いてみる。』
呆れた顔で、Aはそう言った。
…自分が把握してないようなことを、漣が聞いてくるか？
全くわからない、何もかも。
「なぁ、A。」
『なに？』
「…お前にとって、オレってなんだ…？」
気がついたら、口走っていた。
いとも簡単に漏れてしまった、オレの気持ち。
『どうしたの？急に。』
「はぐらかさないでくれ。」
『…天馬くんのことは、お芝居仲間で、…幼馴染みたいだと思ってるよ。』
ふわりと咲かせた笑顔。…けど、どこか曇っている気がするのは…気のせいか？
「…もし、もしだぞ？」
『うん。』
「お前の身になにかどうしようもないことが起きたとして、例えそれが知られたら違法になるようなことでも…。
お前が困ったら、オレを頼ってくれ。
…絶対、力になるから。」
Aは、少し驚いた顔をした。
そして、ふふっと笑う。
…ちっ、そんなにオレがこういうこというの意外だったか…？
『なにそれ、ちょっとかっこいいじゃん。』
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夢花(仮垢) - #56の天馬の発言にて誤字発生…作者さん勢いで書いたか眠い時に書いたやろ(ジトー)無理とかしないでくださいよ！？ (2018年11月8日 21時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - あ、因みに#55の「無理してる感じは凄くしてるけどね」と有りますが、恐らく「してる感じはあるけどね」かと。見直しお願いします(このコメは消してもらって構いません) (2018年11月8日 21時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - #55のとこ…天才じゃい…w紬さん…w((殴 誤字ありました。面白いです← そしてそーちゃん！！！！何！？作者さん神！？もっと早めに知ってれば候補キャラ言えたのに！！wそしてコメで見えたんすけど、他キャラ名も…よし、今から見てきます (2018年11月8日 21時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
碧依 - めっちゃ面白いです！お兄ちゃんってスタマイの由井孝太郎ですよね！？アイナナやBプロやあんスタなどのキャラが出てきて面白いです！ (2017年11月19日 23時) (レス) id: 5361a6093c (このIDを非表示/違反報告)
アオツキ*(プロフ) - ちょいちょい地味にアイナナ、Bプロ、あんスタのキャラを入れてきてすごく楽しいです！更新頑張って下さい！ (2017年11月19日 22時) (レス) id: e61c22ef84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青
| 作成日時：2017年10月12日 20時
