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「あれ、Aか。おはよう」
『おはよトントン、珍しいね購買で会うの』
校内にある購買に行くと、ちらほらいる生徒に紛れて頭一つ背の高い男子生徒を見つけた。彼も中学からの友人のひとりで、この学校の生徒会書記長のトントンだ。たまたま彼も購買来ていたらしく、缶コーヒーとパンを手にしていた。
トントンはよく食べるため、朝ごはんを食べたあとでも胃に余裕はあるらしい。私は紙パックに入っているミルクティーとチョコレートを手にし、レジに向かう。
「ほんま甘いの好きやな」
『せやなぁ、むしろ甘いものしか食べたないわ』
「いつも思うけど見た目とのギャップ激しいな」
『ギャップ萌えってやつやろ』
「自分で言うな」
『ﾁｯｽ』
会計を済ませて並んで教室に向かう。トントンは生徒会の仕事に追われているのかまた目の下にクマをつくっており、それを言及すると仕事をしないメンバーに手を焼いているらしい。
Aからも言っといてくれ、と疲れた顔をして頼まれる。トントンには世話になっているし見てて可哀想なので了承しておいた。
トントンは1度生徒会室に向かうらしく途中で分かれ、私は1人で校内を歩く。角を曲がろうとすると、目の前に一面の黒色が広がった。どうやら人にぶつかってしまったらしく、謝るために顔を上げると、そこには見知った金髪の彼がいた。
『げっ、グルッペン』
「そんな露骨に嫌そうにするな。ぶつかってきたのはお前やぞ」
「おはようAちゃん〜」
『あ、マンちゃんおはよう〜』
「おい、俺との態度の差はなんだ」
黒のカーディガンを着てネクタイをしっかり締めているグルッペンは様になっている。マンちゃんはいつものお気に入りの深緑のカーディガンを着ていた。萌え袖であざとい。マジJK。
グルッペンと曲がり角でぶつかるなんて多分普通の女子生徒だったら卒倒しているであろう少女漫画のようなシーンだが、私の場合話は別だ。それにしても、今日は生徒会メンバーとよく会うなあ。
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悠亜です。まさかたった3日で星が黄色くなるとは思いもよりませんでした…！
お気に入りに登録して頂いた通知も少しずつ増えており、驚きと嬉しさでニコニコです。
書き溜めがまだ幾分かあるのでかなりハイペースで上げておりますが、文字量など意見がありましたら是非教えてください。
本当にありがとうございます。頑張って書いていきますのでお付き合いよろしくお願い致します！
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サイパス - 悠亜さん» (°д°;;)ﾊﾜﾜﾜﾜﾜ 見るの遅くなってしまってごめんなさい(;´д｀)
ありがとうございます（＞＜。）。。 (2019年5月6日 23時) (携帯から) (
レス) id: 30187f6537 (このIDを非表示/違反報告)
悠亜(プロフ) - 名無しのキッコーマンさん» 名無しのキッコーマンさんコメントありがとうございます！一途な子素敵ですよね。恋は自覚するまでも時間を要することもあるので、いつか体験したときにそっとこの小説を思い出してくれたら嬉しいです。ありがとうございます！ (2019年5月5日 22時) (レス) id: 66cdfbcc74 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのキッコーマン(プロフ) - 片想い、切ないですね。僕は恋を体験したことないけど、夢主ちゃんみたいに一途な子に好かれてたら嬉しく思います! (2019年5月5日 19時) (レス) id: 6ae7a02465 (このIDを非表示/違反報告)
サイパス - あっ！言い忘れてました…
お願いいたします (2019年5月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 30187f6537 (このIDを非表示/違反報告)
サイパス - リクエストしていいですか？
もしよかったらシャオちゃんとの恋愛小説を描いてください/// (2019年5月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 30187f6537 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠亜 | 作成日時：2019年4月19日 11時
