いいじゃん ページ23
ユノ『ヒョン、悪いんだけどまた外してくれる？』
ヒチョル『分かった』
そう言ってオッパたちをはじめ、ユノ以外が再びICUを出た
ユノは全員が出たことを確認すると、ベッドの周りのカーテンを閉めた
A『ユノ？』
するとユノは私のベッドの横にある椅子に腰かけて、私の頭を撫でた
ユノ『彼氏なんだから、2人きりになったっていいじゃん』
A『だからってオッパたちを追い出してまでやる？』
『せっかく来てくれたのに』
ユノ『いいじゃん！』
そんなことを言いながら、私のことをそっと抱きしめた
A『ユノ…』
ユノ『Aが怪我して運ばれた時、Aを失うんじゃないかって怖くなった』
『Aが心肺停止になった時、俺には何もできないってむなしくなった』
『俺がそんなことを思っても、Aは倒れる前と同じように、ヒョン達と普通に話してる』
A『ユノ…ごめん』
ユノ『ううん、そうじゃない』
『A…もう我慢しなくていいから』
その瞬間、私はたかが外れたように、泣き出した
ユノ『Aが我慢してるの俺が気付かないわけないじゃん』
『Aは人前では泣かないから』
『でも俺の胸では、思う存分泣いていいから』
そんな2人をそっと見守っている人がいた
ヒチョル『あんないいやつ他にいるかよ』
イトゥク『ヒチョラ…』
このときばかりは本人でさえ、これから起こることを誰も知る由もなかった
いや、この時すでに気づいていたのかもしれない
イトゥクオッパだけは
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mayu(プロフ) - ヨンウン ケイナさん» ありがとうございます。 そんな風に言っていただける方がいらっしゃるなんて！ 不定期更新でまだま私ではございますが、これからも楽しんでいただけると幸いです。 (2020年1月5日 10時) (
レス) id: 638b387d49 (このIDを非表示/違反報告)
ヨンウン ケイナ(プロフ) - この作品はとてもおもしろかったです。 ユノとてもかっこいいですよね。 これからも作品作成頑張ってください。 (2020年1月4日 23時) (携帯から) (レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayu | 作成日時：2019年4月4日 20時
