告白しないと出られない部屋 ページ4
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莉子様リクエスト！ありがとうございます！
｢…ここは何処だよい｣
｢…お題をクリアすれば出られる不思議な部屋｣
｢…あ？｣
レティの答えに威圧的な声を発するのは白ひげ海賊団1番隊隊長マルコ。
私に聞かないでほしい。
顔を背けながら言ったレティは、チラリと視界に写したお題を見て、絶望的な顔をした。
それは、自分に出来るはずがない。なのか、この人がやってくれるわけが無い。なのかは分からないが、取り敢えず最悪だったのだろう。
"告白しないと出られない部屋"
そう書かれた扉を睨むレティに、マルコもその扉へと視線を写し、ピタリと停止した。
｢お題って、あれかい？｣
｢…そう。因みに、私もここで暴れ回ったけれど無駄だった｣
だからマルコさんも無駄。と、青い炎を出したマルコに先手を打てば、暫く固まってからチッと舌打ちをして炎を消した。
それに一安心したレティは、問題が何も解決していないことに気付き、額を抑えて。
暫くして、自分の中で必死に整理しているマルコの方を向き、服の裾を引っ張った。
｢弟をありがとう。私にとってマルコさんは素敵な兄で、白ひげの腹心として侵入者は許さないという姿勢も尊敬すべきだと思ってる。
好きよ、マルコ｣
その言葉に固まってから、かぁっ。耳まで赤くなった珍しい姿に、レティは目を瞬かせる。
その後直ぐに、にやにやと口元を緩めたレティは、
こんな小娘にそんな反応するなんて、1番隊隊長の名折れだ。と。
その言葉にマルコは一瞬で空気を変え、グイッと床にレティを押し倒す。
押し倒された本人は目をぱちぱちと瞬かせてからキョトンとしていて。
｢レティ、好きだ。
最初来た時は俺はお前の事を全く信じてなかった。が、うちのバカ共と笑って、楽しんでる顔を見てれば信じてェと思わされる。
それがてめェの魅力だと最近気付いたよい。
俺も、ソレに惹かれた1人だ。
愛してるよい、レティ｣
｢惹き寄せる魅力は、私には無い｣
｢あるから、言ってんだろうが｣
｢なら、なんで。なんで、｣
私は、1人だったの。
口走った言葉にハッとして、くしゃりと顔を歪めたレティに、マルコは目を細めて引っ張り起こす。
いつの間にか空いていた扉から、逃げるように出ていったレティを、眺めて。
｢…いつか、聞かせてもらうよい｣
お前の事。
その声は、レティに届いたのか、否か。
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ロロ(プロフ) - 取り合いしないと出られない部屋でゾロさんとサンジさんをお願いします🙇♀️⤵️ (2022年10月9日 12時) (
レス) id: 9b9224080b (このIDを非表示/違反報告)
お菊推し(プロフ) - リクエストなんですけど赤鞘九人男に取り合いされないと出られないって出来ますか？それと頬にキスしないと出られない部屋お願いします！赤鞘九人男です (2022年9月6日 4時) (レス) id: c04714e485 (このIDを非表示/違反報告)
レッド・ムーン - リクエストで、ハルタに本気で告白しないと出られない部屋でよろしくお願いします (2022年9月4日 20時) (レス) id: c7e5dae3f5 (このIDを非表示/違反報告)
ネコネコ(プロフ) - リクエストで、クザンに襲われないと出られない部屋よろしくお願いします！ (2022年7月25日 20時) (レス) @page30 id: 7782e48bcb (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 寿 ライラさん» おっ！私もそれ思ったー！私もライラさんと同意見です！お願いします！！ (2020年7月17日 20時) (レス) id: 58bdaeccd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2018年4月23日 23時
