番外編�� ページ35
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リクエストありがとーございますっ！
マルコと仲良くって事だったので、頑張ります
※仲良し編
(｡-ω-｡)----------ｷﾘﾄﾘ線----------(｡-ω-｡)
『お、マルコ！』
独特の髪型に、振り返った時に見えた眠そうな無気力そうな目
タタッと走って飛びつけば、ちゃんとキャッチしてくれた
｢いちいち飛びついて来んなよい、リアン｣
『へへっ、受け止めてくれっからいンだよ！』
俺だってコケるならやんねーし！と頭の後ろで手を組む
そうかよい、と笑ったマルコは、俺と同じで"傷が治る"者
不死鳥マルコ
その異名の通り、いかなる傷も炎と共に再生する
俺みたいに、傷が気持ち悪く轟いて戻ったりはしないけれど
治ることによって受けた心の傷までは、炎でも再生しない
俺だって、しない
それを互いに理解して、埋め合わせて、俺達は相棒とでも呼べる仲になった
まァ最も、俺はフラフラと放浪してばっかりだから、コイツと居る時の方が少ないんだけど
『前の襲撃は、どっちが出たか覚えてるか』
｢俺だよい｣
『その前は？』
｢お前だ｣
『…その前』
｢お前｣
『……その、｢俺｣……よく覚えてんな！天才かよてめェ!!』
歩き続けてた足を止めてそう叫べば、呆れたように溜息をついてから、振り返った
｢何が言いたいかハッキリしろい｣
回りくどい言い方してんな、とデコピンをかまされて、あうっと声を漏らす
｢お前がそういうの得意じゃねェのは、俺が1番知ってるよい｣
『はいはい、すみませーん』
一瞬の沈黙の後、俺が先に歩き始めて
『あのさぁ』
頭の後ろに組んだ手や目線はそのままに、真っ直ぐ前を見る
少しして何だよい、と返事が返ってきて、付いてきてるのが気配で分かる
『酒ってさ、どんな味だ？』
｢……｣
『食べ物って、どんな味だろーな』
｢…リアン、｣
『俺は、もう、知れねェからな』
｢リアン｣
そこで止まって、天井を見上げる
『マルコ、』
頬に触れた一筋の涙には気付かないふりで
『死にた、』
ゴンッ！
『い"っ』
一瞬で視界が回転して、後頭部をぶつけた痛みに顔を顰める
暫くして消えたから、目を開ければ凄い形相のマルコが俺の口を抑えていて
｢2度と、ンな事口にすんじゃねェよい｣
『…ん』
ふっと目元を緩めて笑えば、苦しそうに眉を寄せるから、腕を伸ばして首に絡め、引き寄せた
続く→
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祥(プロフ) - ティコ。さん» では番外編で書かせていただきますね。 (2018年3月30日 10時) (
レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
ティコ。(プロフ) - 祥さん» どちらでも、好きな方で構いません (2018年3月30日 7時) (レス) id: e878cfb355 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - 動物大好きさん» ありがとうございますっ 了解しました！ (2018年3月30日 2時) (レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
動物大好き - 内容はマルコ×夢主の話の中であった夢主がマルコに抱きついているのを見て嫉妬する感じがいいです。 (2018年3月30日 2時) (レス) id: c75e63e926 (このIDを非表示/違反報告)
動物大好き - すいません、またリクエストです。イゾウ×夢主をお願いします､番外編で書いてください｡ (2018年3月30日 2時) (レス) id: c75e63e926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2018年2月15日 6時
