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犬が引いてみた。 ページ6

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「俺さ、ロッティに甘いと思うんだ」

「………」

「お、も、う、ん、だ」

「うるせぇよい。ンなこと知ってる」

「そうさねェ。周知の事実だろうよ」




全然興味無さそうな反応をするマルコとイゾウに、フフンっと笑ってみせる。

あ、ウザいって顔した。




「だからな、ちょっと、俺押せ押せやめようと思うんだ」

「は?」

「無理だろう」

「やる前からそーゆー事言うなよ!」




今回、少しばかり…嘘、大分物凄くやってみたくなって、押してダメなら引いてみろという、、やつ。

簡単に言えば、俺はアイツに甘すぎるから、ちょっと塩対応をしてみようって話だ。

完全に興味本位だ。ごめんなロッティ。




「くくっ、まぁ、どうなっても知らねェぜ」

「俺もだよい。やりたきゃ勝手にやれ」

「ひっでェな!協力くらいしてくれよ」

「そんなに暇じゃねェよい」

「同じくだ」




そう言って去っていく2人は本当に俺に冷たいと思う。

もうちょっと優しくしてくれ頼むから。









朝起きたら、サッチ隊長は居なかった。

いつもは私が起きたら目の前に居て、おはようと言ってキスしてくるのに。

まぁそんな日もあるかと、特に気にせず容姿を整えて食堂へ向かう。

途中で会ったエース隊長も一緒に。




「おはようございます」

「ん?あァ、おはよ」




サッチ隊長に声をかけてみて、帰ってきたのはそんな素っ気ない返事。

機嫌でも悪いのかな。なんて思いつつも、つきりと痛んだ胸を無視してエース隊長と一緒に食事をとった。

いつもはサッチ隊長を待つんだけど、今日は食事の乗ったお盆を渡されたから、先に食えって意味だろう。




「なぁ、サッチと喧嘩でもしたのか?」




そんな疑問を投げつけてきたエース隊長に首を捻る。

どうやら、私がサッチ隊長と食べない事に驚いたらしい。




「さぁ。したつもりは無いですけど。」

「じゃあ何で一緒に食わねェんだ?」

「??……渡されたから?」

「何だそれ」




ケラケラと笑うエース隊長に、目の前に置いてある食事を眺める。

何かした覚えはない。何故かも分からない。




「(まぁでも、)」




私が何かしたならその場で嫌だって言うだろうし。

特に悪いことした覚えもないし。




「(考えるの面倒臭いから、いいや)」




.本当は凄く気にしてる。

(うおあぁぁぁ!キスしたい!抱きつきたい!)

(……1時間も経ってねェよい)

猫が押してみた。→←猫と呼び方。



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御影(水巫女)(プロフ) - 祥さん» 分かりました! (2019年10月5日 21時) (レス) id: 6623687073 (このIDを非表示/違反報告)
たえ(プロフ) - 続編お願いしますm(*_ _)m (2019年10月5日 12時) (レス) id: 893eaf1cf2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 御影(水巫女)さん» リクエストありがとうございます!できればアンケート作るのでそちらにお願いしたいです! (2019年10月3日 2時) (レス) id: 195f64474c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 桜さん» ありがとうございますー!続編のリクエストあればアンケート作るのでよろしくお願いします! (2019年10月3日 2時) (レス) id: 195f64474c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 二次元=オタクの聖地さん» 如何でしょうか……笑 (2019年10月3日 2時) (レス) id: 195f64474c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://Nano  
作成日時:2018年6月30日 1時

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