犬と猫と密室。(リク) ページ11
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※密室でイチャつく
｢ロッティ〜、｣
｢え、あの。ちょ、まっ、｣
バタン！！！
2人の間に流れた長い沈黙は、事の重大さをよく表していて。
｢あ〜…、開かねェ、な｣
｢………バカじゃないんですか｣
｢悪い！！でも2人になれて嬉しい！！！｣
……ばか。若干目を背けて言ったシャルロッテの頬は赤く染まっていて。
まぁ、つまりは照れ隠しなのだろう。
先程のバタンという音の正体は、ここ。倉庫の扉が閉まった音だ。
ただ単に閉まったなら開けて出ればいいのだが、この倉庫の扉は立て付けが悪く、1度閉まると中々開かなくなるのだ。
そもそも、この倉庫に来る事になったのはエースのせいで
彼が書類を出さなかったペナルティに倉庫の片付けを頼まれ、それをシャルロッテが手伝ったのだ。
2人きり。という事実にサッチが怒り、シャルロッテを問い詰めようとした所で、冒頭に至る。
｢大体、私が好きなのはサッチ隊長だけ。って、何回言えば分かるんですか｣
｢ンなの知ってっけど、でも、だって、｣
ふわりと、大好きな香りに包まれて。
お前は、俺のなのに。
小さく聞こえた声に、どくりと、心臓が跳ねた。
私が、彼を嫉妬させた。こんな、情けない、ただの男。の顔を、私が。させている。
ゾクゾクと、何かが背中を走って、いても立っても居られずに首に手を回して。
｢サッチ隊長、｣
｢…何だよ｣
｢ちゅー、してくださ、んぅっ｣
言い切る前に塞がれて、荒々しく、でも気遣いが見えるようなキスをされる。
いつの間にか背中には壁が来ていて、腕を押さえつけられれば、痛みに口を開く。
その瞬間を狙って舌が捩じ込まれ、
｢んぁ、さ、っち…っぃちょ、｣
｢…シャルロッテ｣
熱の篭った瞳で、名前を呼ばれた。
それだけで反応する私は、多分、彼以外に抱かれるのはもう無理なんだろう。
知らない間に足が股の間に付けられて、ぐりぐりと押し当てられる膝に、びくりと腰が跳ねた。
意識していなくても動く自分の体は、全てを彼に支配されている感覚がして、嫌いじゃない。
｢ぁ、…って、それ、やだぁ、｣
｢やだ？もっと。の間違いじゃねェの？｣
彼はきっと、性根の部分がＳなんだろう。
こうやって、行為の時にだけソレを見せるサッチ隊長が。普段は私の下に居るのに、この時だけ上に乗るサッチ隊長が。
私は、本当に大好きで。
.出てきたのは3時間後位
(変態野郎)
(ゲス野郎)
(いや酷くね！？)
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御影(水巫女)(プロフ) - 祥さん» 分かりました！ (2019年10月5日 21時) (
レス) id: 6623687073 (このIDを非表示/違反報告)
たえ(プロフ) - 続編お願いしますm(*_ _)m (2019年10月5日 12時) (レス) id: 893eaf1cf2 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - 御影(水巫女)さん» リクエストありがとうございます！できればアンケート作るのでそちらにお願いしたいです！ (2019年10月3日 2時) (レス) id: 195f64474c (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - 桜さん» ありがとうございますー！続編のリクエストあればアンケート作るのでよろしくお願いします！ (2019年10月3日 2時) (レス) id: 195f64474c (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - 二次元＝オタクの聖地さん» 如何でしょうか……笑 (2019年10月3日 2時) (レス) id: 195f64474c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2018年6月30日 1時
