親愛の証拠 ページ47
ヒソカは、私から報酬を得て一人で生活できるようになったら自立させるつもりだった。
念も覚えて、未来で始まる物語の準備が出来たらあとは放任する方向で考えてたんだけど…、意外と懐かれてしまったみたいだ。
「ダメ…ではないけど…」
「何か問題でも？」
ヒソカはあのニタァ、って笑う笑顔じゃなくて微笑みかける感じの笑顔を私に向ける。
その顔のクオリティでその笑顔はあかんやろ…(？)
「ぐぅっ….
……否！！！！ノープロブレム！！！！よし！！！！一緒に住んじゃうからね！！！！私の寝相にドン引きしても知らないからね！！！！」
髪の毛下ろしててノーメイクで美少年な密かにおねだりされたら誰だって折れますって…私だけじゃないですって…
ただ問題なのは、これからもヒソカと暮らす事によってイルミと鉢合わせし予期せぬ出会いをする事。事によっちゃあ街一つ破壊するような出会いになってもおかしくはない。
いずれ出会うにせよ、その時は私を介して欲しい。
「そんな事気にしないさ。
…それより僕お腹空いちゃったんだけど、何か食べる物盗ってきて良い？」
「いや盗らなくていいからね！？
そういう事なら私が作ってあげる！そういえばヒソカはまだ私の手料理食べた事なかったもんね。」
「Aって料理出来たんだ？」
「失礼な！？私だって料理には定評あるんだからね！？！？」
「…ふぅん。じゃあ期待しとこうかな」
「任せなときなって！じゃあまずは食材買いに行こっか！
その前にその血まみれの服をどうにかしてね！！！！」
「はいはい。」
ヒソカは血まみれの服から真っ白なシャツに着替え、私たちはホテル近くのスーパーへ向かった。
スーパーに向かう途中、もちろん会話はしたけど私は頭の隅で思考を巡らせていた。
ヒソカはヒソカで、愛が欲しかったのかもしれない。眠る前に呼び止められたり、ご褒美をねだられたり、それとなく仄めかす兆しはあった。もちろん愛とは親愛的な意味で。
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更新遅くなって申し訳ありません( ; ; )！！
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りんごのうさちゃん職人 - booksさん» booksさん、いつもコメントありがとうございます！！そうなんですか！？それが聞けて嬉しいです(；ω；)booksさんの作品も応援してます！！ (2019年5月8日 18時) (
レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
books - 私、この作品見て書き始めました！！応援してます！！ (2019年5月8日 17時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
りんごのうさちゃん職人 - 棒人間さん» 棒人間さん、ありがとうございます！！今回はゾルディックと例の奇術師を中心に書こうかと思ってます(＞＜)頑張ります〜〜！！！！ (2019年4月23日 20時) (レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
棒人間 - 続編おめでとうございます！幻影旅団も良いですが、ゾルディック家も最高です！これからも頑張って下さい！ (2019年4月23日 18時) (レス) id: 804948c577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごのうさちゃん職人 | 作成日時：2019年4月23日 8時
