りんご ページ46
私がイルミに別の感情を教えたいという固い決意ができてから早1ヶ月
あれからイルミは週に5回のペースでやってくる。
時には仕事がなくてもやってくる日もあったりするらしいが、そこは素直じゃないので「たまたま近くにいたから」だそうです。ハイ天使！！！！(10)
もちろん地獄のような修行も毎日続けましたとも！毎日例の岩石地帯で岩を割り続け、ランニング50kmを続け、筋トレもして、たまぁにバンジージャンプを強要され、毎日飛んでくる鉛筆を避けるのにも慣れてきた。
「私がこの世界に来てからもう3ヶ月かぁ…」
3ヶ月前、ここに来たばかりの私と今の私では天と地の差。
人とは成長するものだなぁ…感慨深い…「へぶぁッ！？」
「いっっっった！？！？
ビスケ！？何すんの！？！？！？」
「Aがボケっとしてるからでしょーが！
あたしの話、ちゃんと聞いてた！？」
話………？
はて、なんのことやら状態なんだけどきっとろくな話じゃない気がするだって鬼畜のビスケに不運の私だもんね！！！！
「その顔だと、聞いてなかったみたいね！
もう一度言うけどアンタはこの3ヶ月、躓きながらもよくやったわ、と！いうことで「まさか…解雇！？」最後まで聞け！
まあつまり、前に潰せなかったこのりんごをまた潰してみなさいってコトだわさ！」
これは…1ヶ月前くらいに屈辱を味わった忌々しいりんご！！！テメェのせいであれからりんごに嫌悪感抱いてんだからな！？！？
「今日こそぶっ潰してやるからな…」
「なんか趣旨が違う気がするけどまあいいわ！
やってごらんなさいな！」
私はりんごを手に取り、思いっきり力を入れた
するとりんごはブシュッ、と音を立てて果汁が飛び出た。果肉もろとも粉々だった
「……や、やった…！！っビスケ！！！」
「当然の結果よ！
このあたしがこの3ヶ月、みっちり修行してあげたんだから潰せなかったらタダじゃおかなかったわさ！」
おぉ…それはなお喜ばねば、危うくハートブレイク(物理的に)する所だった…
「それじゃあお昼にしましょうか！」
「うん！いただきますっ」
ぱく、と一口食べてAに異変が起きるのは遅くなかった
…目眩がする、
食道が痛い、焼けるくらい内臓が熱い、
…もしかして、どく…か………
そこでAの意識は途切れ、椅子から派手に落ちた
最後に見たのはビスケの笑っている顔だった
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はにか※はにかん(プロフ) - 不運というか、いじm((最初から面白いですね！読んでいくの楽しみです！ (2019年9月4日 23時) (
レス) id: d702d64ecc (このIDを非表示/違反報告)
ほたて - ひなたさん» ひなたさん、この小説を読んでいただきありがとうございます！そう言ってもらえてこれからの励みになります〜〜(＞＜)長ァァァくなるとは思いますが、これからも読んで頂ければ幸いです！！！！ (2019年3月2日 11時) (レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - はじめまして！設定やストーリーがとても好みで面白いです！応援してます！！ (2019年3月2日 8時) (レス) id: 0dee45b0bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごのうさちゃん職人 | 作成日時：2019年2月20日 15時
