既視感 ページ23
はぁ.......はぁ........ゲホッ、おっと失礼。......もう何キロ走ったんだろう...
「10km走ってきてちょうだいな」
と、この異世界にきてまだ1週間ちょいしか経ってないおなごに試練を与え、その当事者である私はまだ一往復もしてない。
つい先日まで引きこもり予備軍だった私には過酷すぎるぜ。
あっでもそのうち念を習得するとなるとこんなの可愛いもんか...？いや考えるのはよそう。気が重い。
なんやかんや考えながら走ること5km、やっと山のふもとまで来た。何この山？山頂にどす黒い雲がかかってるんですけど
「...............どっっっっかで見たことあるな」
......あっ帰らなきゃ。
ビスケのことだからきっと時間制限ないとは言え、絶対計ってるもんね。
私はあの山に既視感を覚えたがゼェゼェ言いながら残りの5kmを走り、家に着いたと思えばビスケに「遅かったわねぇ？次から20分縮めるつもりで走りなさいな」と言われたのでパワハラで起訴しようかと思った
7時間後
「......はぁ...はぁ......も、むりっ.......はぁ...」
あの後脚の感覚がなくなるまで、走るというより歩きながらもなんとか7時間かけて50km走った(歩いた)
「うーん途中から歩いてるのバレバレだったけど…まぁ素人のうちはこんなもんよ！そいじゃあ今日はお風呂入って寝なさい！明日は朝の4時から...ってもう寝てるわね」
7時間ぶっ通しで走ったAは汗だくのまま玄関で寝落ちしていた
ビスケは自分より少し背の高いAを抱きかかえて部屋に運び、あとはクッキーちゃんに任せておいた
「......最初はこんなもんだって言ったけど、本当の素人は途中で根をあげるもんよ...大した根性だわさね、」
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はにか※はにかん(プロフ) - 不運というか、いじm((最初から面白いですね！読んでいくの楽しみです！ (2019年9月4日 23時) (
レス) id: d702d64ecc (このIDを非表示/違反報告)
ほたて - ひなたさん» ひなたさん、この小説を読んでいただきありがとうございます！そう言ってもらえてこれからの励みになります〜〜(＞＜)長ァァァくなるとは思いますが、これからも読んで頂ければ幸いです！！！！ (2019年3月2日 11時) (レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - はじめまして！設定やストーリーがとても好みで面白いです！応援してます！！ (2019年3月2日 8時) (レス) id: 0dee45b0bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごのうさちゃん職人 | 作成日時：2019年2月20日 15時
