見込み ページ13
「ネテロさん達について書かれた本があるんです」
「……それは…興味深い。つまりお主はワシら、いや、この世界の過去から未来まで知っておるということじゃな？」
「いえ、過去というか、歴史についてはわかりません。………未来は別です…未来を教えたら私の知ってる未来と違っちゃう気がします。」
「それも、一理あるのう。…ま、教えろとは言わん。しかしお主が何者であるかはわかったが、ここでしばらく暮らしてもらう事は変わらん。よいな？」
「……はい、」
それだけ言って、ネテロさんは私を檻の中に入れて鍵を閉めるとその場から去ってしまった。
ここは普通の部屋のなかに檻があるだけの部屋。何もない真っ白な部屋にこの檻だけが１つある。その檻の中に生活できるだけの設備は備わってるけど………
不運すぎないか私。
トリップしたら殺されかけるわ犯罪者扱い受けるわ助けてもらえた(？)ものの直後檻に投げ出されるわ………
「っあぁー！！！！もう！！！！！」
ガンッ
私は溜まった不満を檻の柵に思いっきり拳をぶつけた。いや痛！？！？トリップしたからって体は変わらないのねさすがノットチート。
………ん？なんかどこかでサイレン鳴ってない？足音も間違いじゃなければこっちに近づいてくる気が…
ダンッ！！！！！！！！
「っおい！！囚人！！少しでも暴れてみろ俺たち十二支んがお前の首を飛ばすぞ！！！………って、ぇ…こんなに弱そうな女が……？」
「え………十二支ん…！？」
どうやらこの檻は私が暴れるとサイレンが鳴るらしく、そのサイレンを聞きつけてあの十二支んが私の首を飛ばしに来るシステムだった。いやどんなシステム。
そして今駆けつけた十二支んは_________
「かっ、カンザイだ………！！！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 244人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はにか※はにかん(プロフ) - 不運というか、いじm((最初から面白いですね！読んでいくの楽しみです！ (2019年9月4日 23時) (
レス) id: d702d64ecc (このIDを非表示/違反報告)
ほたて - ひなたさん» ひなたさん、この小説を読んでいただきありがとうございます！そう言ってもらえてこれからの励みになります〜〜(＞＜)長ァァァくなるとは思いますが、これからも読んで頂ければ幸いです！！！！ (2019年3月2日 11時) (レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - はじめまして！設定やストーリーがとても好みで面白いです！応援してます！！ (2019年3月2日 8時) (レス) id: 0dee45b0bd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りんごのうさちゃん職人 | 作成日時：2019年2月20日 15時
