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「お疲れ。A,寝た?」
「うん。もうぐっすり」

寝かしつけてリビングに戻ると,北斗がホットドリンクを淹れていてくれた。いい香りがする。

「何,これ?」
「カモミールティー。ノンカフェインだし,美味しいよ」

ソファに腰掛け,カップに口をつける。花のように優しい香りが鼻を通り抜けていった。
ホッとするような,落ち着いた味。

北斗とこうして隣同士に座っていると,リラックス効果は何倍も高まる気がする。疲れていた体にカモミールティーが優しく染み渡っていく。

「大我,疲れてるでしょ」
「ちょっとね。久々だったから。不思議だよね,Aの世話よりずっと楽なはずなのに」
「それだけ俺らにとってAの存在が必要不可欠ってことだよ」

北斗に甘えたくなって,体重を彼に預けてみた。彼は拒むことなく抱き寄せてくれる。
それから膝枕をしてくれた。

「…俺ね,1人でいるとよく思うんだけど」
「うん」

北斗が俺の頭を優しく撫でながら話し始める。視線をチラリと上げてみると,北斗のスッと高い鼻が見えた。北斗の目はどこか遠くを見ていて,決して交わらない。

「Aがいない人生だったら,どうなってたかなって。あの時引き取らないで,大我と2人で恋人の延長線上の関係を続けて,何となく歳を重ねていってたら…もちろん,それはそれで幸せだったと思うよ?」

北斗は俺の髪の毛を猫の背中を撫でるみたいに繰り返し撫でつけながら続ける。

「でも,Aがいるおかげで余計に大我を身近に感じられる。結婚して,普通の夫婦と同じように家庭を持てる。これって,本当に本当に幸せなことだよね」

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chapi(プロフ) - はるかなたさん» いつもご愛読ありがとうございます(^^)とにかく幸せな光景が書きたくて,今回はこんなシーンを書きました(^^) (12月2日 0時) (レス) id: 30fd5c7848 (このIDを非表示/違反報告)
はるかなた(プロフ) - クリスマスツリーの綺麗さが、それを見ている3人の顔が、幸せな空間が想像でき、すごく幸せな気持ちになりました。カッコイイ北斗くんと、綺麗な大我くん。可愛いBABYちゃん。現実で見てみたいです(*^^*) (12月1日 23時) (レス) id: 0fb8535554 (このIDを非表示/違反報告)
chapi(プロフ) - しょりほくさん» コメントありがとうございます(^^)松村家のエピソードが可愛くてたまらなかったので書いてしまいました(^^)これからもよろしくお願い致します♪ (12月1日 12時) (レス) id: 30fd5c7848 (このIDを非表示/違反報告)
しょりほく(プロフ) - コメント失礼します!サンタに扮した父親の話、、、。ほっくんのリアルな話ですね!なんか嬉しいです。これからも更新を楽しみにしています! (12月1日 8時) (レス) id: aa7d117ccc (このIDを非表示/違反報告)
chapi(プロフ) - はるかなたさん» いつもご愛読本当にありがとうございます!そう言って頂けるのが本当に幸せです(^^)これからもよろしくお願い致します♪ (11月25日 23時) (レス) id: 30fd5c7848 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:chapi | 作成日時:2019年11月13日 7時

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