【テニスの王子様（立海）】転校生は愛されマネージャー【男主】-1-

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柳先輩が練習に行った後、早速マネージャーの仕事を始める

まずは休憩時間に出すタオルとドリンクの準備

予備のタオルとドリンクの粉末を確認する為部室の奥に行けば充分あるようだった

ジャグタンクも横に置いてあったが、人数が多いから数も半端ない

何度か往復するしかないと思い、持てるだけ持って部室横にある水道に向かった



『…すごい』



水道の横に洗濯機が2台、そして横のカゴには大量の使用済みタオル

多分朝練で使ったタオルを放課後に洗濯しようと思ったのだろう

先に大量のタオルを洗濯機に押し込んでからドリンク作りに取りかかる

とりあえず粉末の配合は前の学校と同じにして、要望があれば変更しよう

次にタオルを引っ張り出し、取りやすいように別のカゴに移し替えておく


時間を確認すれば休憩までまだ時間があるから部室の掃除でもしよう

一見綺麗だけど床の隅や棚の上には埃がたまり、備品も種類関係なく適当に置かれている

さすがに全部やると時間が無くなるから掃除だけ先に終わらせると、案の定休憩の時間が近づいていた

何度もテニスコートと部室を往復し、決められた場所にジャグタンクとタオルを置いていく



幸「よし、みんな休憩にしよう！」



何とか休憩に間に合ったみたい

幸村先輩の声が聞こえると、ゾロゾロと部員が休憩しに近づいてくる

その中でも一番に来たのは切原君だった



切「のど渇いた〜。夜空、ドリンクくれぇ」

『はい、後タオル』

切「ん…うま！このドリンク美味い！」



そう言って一気にドリンクを飲み干す切原君

どうやらスポーツマンには共通の配合だったらしい



幸「俺にもくれるかな？」

『あ…はい、幸村先輩』

幸「…うん、美味しい。さすが前にマネージャーをしていただけあるね」

『どうも…』

柳「これだけ手際が良ければ、時間が余るんじゃないか？」

『とりあえず、部室の掃除とタオルの洗濯をしてます。それでもやることが無くなれば聞きに行きます』

柳「ほぉ…では、そうしてもらおう」

『はい。ジャグタンクとタオルは、また取りに来ます』

真「うむ、頼んだぞ」



ドリンクとタオルは問題ないみたいだから、一度その場を離れて備品の整理に向かう

早くしないと部活の時間が終わっちゃうから急がないと…

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