アンチ ページ42
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今日は久々の休日で、理人と出かけている。
来週京介の誕生日だからプレゼント探しに渋谷に来た。
「京介、何なら喜ぶかなぁ」
「京ちゃんセンスいいからオシャレなの選びたいよねー」
「そうだな」
良さげなギフトコーナーを物色していると、裏からMINIらしき会話が耳に入った。
「このA最高なんだよね〜
マジで歌もダンスもビジュもよすぎる！」
やばい、めっちゃニヤける…
「わかる〜実はウチ最近Aブーム来てんだよね」
「その調子で二推しにしちゃいなよ！」
「でも私には理人が…！」
「りひしたのケミファン結構多いし大丈夫だって」
「えーそうしよっかなぁ〜」
「ねえ、ずっと思ってたんだけどさ…
Aって言うほど歌上手い？」
「えー上手いよ？」
「それなぁ普通に上手いと思うけど
京ちゃんとのハモりめちゃ綺麗だし」
「それは京介と声の相性いいだけってゆーか…
正直下手な気がする。」
ガツン、と頭を殴られるようなショックが走った。
目の前が暗くなって、少し息苦しい。
「そ…言い…ぎでしょ」
「いや、そん…専門的なことは…ないけど聞き…はめっちゃ…」
「だって…」
あーこれしんどいわ
生で聞く批判は結構刺さるなぁ…
「…ねぇA、聞いてる？」
「ﾊｯ…」
俺は無意識のうちに耳を塞いでいたみたいだ。
おかしいなぁ…
前は貶されてもそこまで気にならなかったのに
最近一気に知名度が上がったからか、他人の目を気にしすぎる癖が悪化したように感じる。
「あっ悪りぃ、全然聞いてなかったわ笑」
「おーい、ちゃんと聞いてろよ笑
って、なんか具合悪そうだけど…
どっかで休憩しようか？」
「いや全っ然平気！
選び終わってから休もうぜ」
「うん、そうやね。」
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成瀬(プロフ) - INI男主の作品を求めてめっぴーさんの小説に出会いました！お話読むの楽しくて幸せです！！これからも楽しみにしてます〜 (10月6日 3時) (
レス) @page48 id: f6df9676e3 (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - めっぴーさんの小説めちゃめちゃ好きです！私も最近INIの男主にハマってるので更新楽しみにしてます！（作品ページ開設してほしいな〜…） (8月11日 16時) (レス) @page36 id: 04235e7b6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めっぴー | 作成日時：2024年7月16日 18時
