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◇健永 ページ17

わ、若頭……?

思わず若頭を見つめる。

顔も似てるだけじゃなく、
置かれていた立ち位置も同じ。



「……上等だ。ここでお前を潰して、

ウチの組長の前に差し出してやる!!」


ニカが男に向かっていく。


『……!!待って!!!』


そんなニカを制する。



「何っだよ!千賀!!
まさかこのまま見逃せって言うのか!?
お前は毎度毎度、甘いんだよ!
今回はダメだ。俺は見逃せねぇ!!!」



『そうじゃなくてっ!おかしいと思わない?
この人、若頭なのに一人で来たんでしょ?
普通、有り得ないよね?

……君、名前は?』



ニカを制止しつつ、彼に問う。


彼は少しだけ、表情を柔らげた。



「・・・千紘。」


『……千紘くん。教えて?
君は若頭に危害を加えるために
来たんじゃないよね?』



若頭を初めて見た時の表情、言葉。


“……貴方が、玉森組の…っ…”


若頭に会うためなのは間違いないだろうけど、
ちゃんとした理由があるんだと思う。



俺の言葉に千紘くんは弱々しく頷き、
ポケットから1枚の写真を取り出した。




そこに写っていたのは、


“玉森組の若頭”として生きていた

若頭の姿だった。

◆俊哉→←◇高嗣



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クララ(プロフ) - いっぽちゃんさん» ありがとうございます!読みにいきます。 (2022年6月15日 12時) (レス) id: 65e274e21e (このIDを非表示/違反報告)
いっぽちゃん(プロフ) - クララさん» ありがとうございます! 全体公開に戻しますので読んでいただけると嬉しいです★ (2022年6月15日 6時) (レス) id: 837c8c98f1 (このIDを非表示/違反報告)
クララ(プロフ) - 初めまして。この作品面白かったので続き読みたかったのですが、友達ユーザーのみのため、友達申請させて頂きましたが、続き読めず、残念です。 (2022年6月14日 22時) (レス) id: 65e274e21e (このIDを非表示/違反報告)
いっぽちゃん(プロフ) - ゆのさん» はじめまして★コメントありがとうございます(*´ω`*)沢山掛け持ちしていて更新頻度が悪いですがこれからも楽しんで読んでくださいね♪ (2020年4月30日 18時) (レス) id: bb14628d73 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの - こんにちは!はじめまして。いきなりごめんなさい。とてもおもしろいです!大変だと思いますが頑張ってください! そして、無理のないように、体調も気をつけてください! (2020年4月29日 18時) (レス) id: 4ce11912f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いっぽちゃん | 作成日時:2020年3月13日 16時

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