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今日の夜は

玉と会う約束をしている。


ちゃんと話し合おう……。



控え室を出て廊下を歩いていると





「やぁ。宮田くん、お疲れ。」


俺を待ってたかのようなタイミングで

高田さんが喫煙所から出てきた。





『お疲れ様です〜。♪』


俺は得意の笑顔で
その場をあとにしようとしたが………





「少し、話、いいかな?」


高田さんに連れてこられた場所は物置部屋。



舞祭組の話かな?


あれ?俺、今日何か……ミスしたっけ?


そんなことを考えていると。


こっちを向きなおった高田さんが

ニヤリと笑い、






「君さぁ、玉森くんと付き合ってるよね?」


と、写真を見せてきた。


……その……写真……


玉と付き合って1年記念日に……

メンバーがお祝いしてくれて。


北ミツが撮ってくれた玉とのキス写真。


皆、酔ってたし
玉もご機嫌だったから撮れた1枚。



それを……なんで高田さんが持ってるんだ…。







『………なんで……』









「ん?玉森くんの家で見つけたんだよ……。」



は?何でこの人が玉の家に………





「ねぇ……。玉森くんと別れてくれる?

……キスマーク、ついてたでしょ?




………あれはね、俺がつけてあげたの。」


…………うそ………。


ガヤさんが言ってたキスマーク……


高田さんだったの?


「そうそう。この部屋でね、








………………何度も玉森くん、抱いたんだよ。」



まるで雷にうたれたかのような衝撃だった。






…………………この部屋で。







「……写真、ばら蒔かれたくなかったら………


分かるよね?……よろしくね。宮田くん。」


高田さんは俺の耳もとで


そう囁いて部屋を出てった。









ー玉を絶対離すなよ。ー


ガヤさんに言われた言葉と


どんな裕太でも受け止めるー。と


決意してたはずだった俺の想いは









………………………消えてしまった……。

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作者名:いっぽちゃん | 作成日時:2017年9月22日 9時

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