第10話:欲望にやられる ページ11
1〜5日間までは平和に過ごせた。
欲望的なものに目を奪われない様に読書に集中した。
6日のある日、電話が来た。
パニエ『もしもし、あっ!パンティ久しぶり!』
パンティ「よっ!パニエ久しぶり!」
パニエとパンティは年に一回の教会の合流会議的な会でパンティや妹のストッキングと知り合って友達になった。彼女達は天使。パニエが元天使である事はほぼ知っている。
パニエ『ストッキングはどう?元気にしてる?』
パンティ「スイーツ食べまくっている位元気だ。」
パニエ『そうなんだ。ところで、どうして電話?』
パンティ「久々に一緒に遊びにって誘いに!」
パニエ『(ヤバい…最後の日までは外出しない様に決めてたのに…、でも友達と遊ぶの久しぶりだからな…。)そ、そう…。何処へ遊びに行くの?』
パンティ「さっきショッピングで1000人目の入場者の記念でアリーナの広さ以上あるプールの無料チケット3名分の当たったから。ストッキングとウチらで遊びに行かない?」
パニエ『プール!(友達の誘い…行くイヤ、行かない…。でもでもでも、なかなかあの人気のプールスポットだし…!)』
パンティ「ストッキングはあそこの"限定”スイーツ食べたいから行くって。アンタはどうする?」
パニエ『……やっぱ…。』
欲望か我慢でパニエは頭の中で天秤の揺れで選んだ結果…
パニエ『行きます。^_^』
限定って言われたから行く事にした。パニエは限定に弱い。
パンティ「そうこないとな!うんじゃ、明日、そこで待ち合わせな!バイバイ!」
パニエ『……。や、やってしもうたー!』
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作者名:イクー | 作成日時:2025年9月2日 19時


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