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「あら、A姉達も来てたの?」
少年探偵団のみんなと観覧車の下で救世主?と呼ばれている人を待っていれば、そこに現れたのは園ちゃんと蘭ちゃんだった。
「えと、もしかして救世主って園ちゃんのこと??」
「あぁ、ほらここおじ様が関わってるからさ。ていうか私呼ばなくてもA姉がいれば入れたと思うわよ?」
「「そうなのか!?/なんですか!!?」」
「だってA姉も私と同じ立ち位置なはずだもの。まあいいわ。受け付けに話は通しておいたから。あの人について行けば入れるわ。」
「ありがとなねーちゃん!!」
「ありがとうございます!!!」
「ありがとう!!」
「...おれ、のらない。」
「...ぼくも。やなよかんがする。みおもきょうはやめよう?」
お礼を言って歩き出す探偵団の3人に対し、透流と郁流は険しい顔をして乗らないと呟いた。
澪は郁流にやめようと言われたものの、いやいやと首を振る。
「澪ちゃんは乗りたいって言ってますよ!!2人が乗らなくても僕達が着いてますから!!!行きましょう?澪ちゃん。」
「そうだぞ!!俺たち少年探偵団がいるから大丈夫だ!!!」
「澪ちゃんのお母さん、私たちが着いてるから連れていくね!!!」
「え、ちょっ!??...えぇ」
3つ子の様子を見ていた探偵団の皆は、そう口にして澪の手を引いていってしまった。
「かあさん、みおいっちゃった...」
「...まあ、観覧車で1周してくるだけだから大丈夫よ!!A姉、郁流くんと透流くんも、私たちと回りましょ。」
「探偵団の子達、しっかりしてますし、大丈夫だと思いますよ??」
「...わかった。透流と郁流は、大丈夫??」
「「...うん。」」
渋々と言ったように頷いた2人と手を繋ぎ、先に歩き出していた園ちゃん達の後を追った。
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2806 - 227の一番最初の会話文名前変換がされません。 (2020年5月5日 23時) (レス) id: 9f4a8947a4 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 紫乃さん» もしノット生存だった場合は番外編書きますね!!続編もよろしくお願いします!!! (2018年9月15日 21時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 紫乃さん» コメントありがとうございます!!篠崎さんはもっと後に出てくる予定の重要人物かもしれません笑キュラソーに関してはネタバレになるのでノーコメントで笑ただ私も一応どちらのルートも考えているので迷ってます... (2018年9月15日 21時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - salomeさん» 了解です!!本編では、ハロは純黒の悪夢後に出てくる予定です!!番外編は書き次第のせます!!リクありがとうございます!! (2018年9月15日 21時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
紫乃 - 本編でキュラソーが原作通り死んでしまうのなら、番外編の方でキュラソーの生存ルートで三つ子や少年探偵団と仲良くしているお話が読みたいです...!勿論いつになっても構いませんので...!続編も応援しています!! (2018年9月15日 15時) (レス) id: ac941b5bc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空良 | 作成日時:2018年8月15日 21時