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楽しい時間はあっという間に過ぎていき、もう帰る時間になってしまった。
「ミンギュさん、今日はありがとうございました」
MG「また行こうね！･･･今度はバレないように！」
「は、、ははは」
懲りない男だなミンギュは。
他のみんなにもお礼を言って家へと帰る。
JH「ハル！」
「ジョンハンさん？どうしたんですか？？」
JH「いや、その、、もう遅いし歩いて帰るって言ってたから送って行こうかと思ってさ」
「え？！そんな、大丈夫ですよ！」
JH「･･････」
家に向かって歩いていると急に声をかけられた。
送るっていうジョンハンを断ると、じっと悲しそうな目で見てくる。
･･･ダメだ、その顔には弱いんだ。
「じゃあ、、お願いします」
JH「うん」
嬉しそうにはにかむジョンハン。
･･･こういうところは昔と変わってないんだな。
隣に並ぶジョンハンは何かを言いたそうにチラチラと僕を横目で見る。
「ふふっ、」
JH「何が面白いの？」
「い、いえ･･･」
あまりの可愛さについクスクスと笑ってしまった。
･･･みんな、大きくなって変わったと思ってたのになぁ。
寂しさがほんの少しだけ薄れたような気がした。
JH「今日は、ごめんね、、、」
「何がですか？」
JH「ミンギュと2人だと思ってたんでしょ？なのに俺が来たし、あいつらも･･･」
「そんな！僕はとても楽しかったですよ！」
JH「そう？ならいいけど」
「それに、さっきは全然ジョンハンさんとお話できなかったからこうやって歩けて嬉しいです」
JH「そっか、」
「もしかして何か言いたいことでもありましたか？」
JH「え？なんで？」
「何となくそんな感じがして」
JH「･･････」
ジョンハンが話をしてくれるのを静かに待つ。
いったい何を言われるんだろう。
･･･あぁそうだ、思い出した。
昔、バイトに行こうとする僕の後ろをついてきたことがあったっけ。
それに気づいて隣を歩き、今みたいに何か用かと聞いても中々言わなくて･･･やっと答えたかと思えば「明日、バイト休みなら一緒にご飯食べに行こう」だった。
わざわざそれを言うために、練習で疲れてるのに僕を追いかけてきたジョンハンが何だかすごくいじらしくて可愛かった。
でも結局、バイトが急に入っていけなくなったんだよね。
一瞬寂しそうな顔して「バイト頑張ってね！」って笑顔で送り出してくれたジョンハンが今も忘れられない。
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ユリカ(プロフ) - 続きがめちゃくちゃ気になります！更新されるの待ってます！！ (11月21日 20時) (
レス) @page17 id: 3333c5508e (このIDを非表示/違反報告)
naru(プロフ) - 私本当にこの作品大好きです！！ありがとうございます😭 (2024年7月9日 21時) (レス) @page5 id: c31030dfd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月未
| 作成日時：2024年6月19日 6時
