【H×H】赤ちゃんはどこからくるの？-6-

260：トーナメント ページ12

ちなみに＿＿＿＿＿＿＿＿、



ポックルの場合
「注目しているのは404番。戦いたくないのは、44番だな。戦闘じゃ絶対敵わない」


キルアの場合
「ゴン。あ、405番ね。あとは、43番も注目してるって言えばそうかな。アイツ、絶対なんかあるぜ。戦いたくないのは53番。面白そうじゃないしさ」


ボドロの場合
「44番だな。嫌でも目に付く。405、99、43は戦いたくない。子供と戦うなど武道家として考えられぬ」


ギタラクルの場合
「99番。………43番。44番」


ゴンの場合
「44番。色々あってさ。あと、43番も。あ、43番はいい意味でね！戦いたくないのは、99、403、404、43。この四人は絶対！」


ハンゾーの場合
「44番と43番だな。44番は、とにかく一番やばい。43番は、違うベクトルでヤバい。戦いたくないのも、同じ番号だ。43番に関しちゃ、ヤバいとは言ったがちょっと友情感じてんだよ。三次試験で命助けられてるからな」


クラピカの場合
「いい意味で405番、悪い意味で44番。あとは、詳しく理由は表せないが43番。理由があれば誰とでも戦うし、無ければ誰とも争いたくない」


レオリオの場合
「405番だな。恩がある。そんなわけで、405番とは戦いたくねぇ。あー…43番も避けてぇけど…いや、やっぱいいか」





＿＿＿＿＿＿＿。


まもなくして、到着アナウンス共に飛行船は最終試験会場であるホテルに着いた。

だだっ広く殺風景なホールに試験者達、ともに試験官とその他数名が集まった。


「最終試験は、一対一のトーナメント戦で行う」


ネテロが厳かに言う。
横には、謎の布がかかったパネルが二つ。


「そして、そのトーナメント表は＿＿＿＿これじゃ」


ネテロはまず一枚の布をひっぺ返すと、現れたのはパネルに描かれた言葉通りのトーナメント表。
しかし、何処かそのトーナメント表は可笑しかった。

山のように連なり、最後には1本の線が頂点に伸びている図。
1本1本線を辿れば、そこには受験者達の番号が描かれていた。
何より可笑しいのは、43番。


Aの番号の位置だ。


私の番号が…
誰とも当たってない


Aは着ぐるみの奥から表をまじまじと見た。
自分の番号は確かに端に記されているのだが、その何処からも線が伸びていないのだ。

「最終試験クリア条件は、たった一勝の合格じゃ！つまり、この表は勝った者が次々に抜けていき敗けた者が残るシステム。要は、不合格者は1人ということじゃな」

そして、同時に誰にでも2回以上のチャンスが与えられている。

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