彼が消えて早5年。今私は...5【安室透・降谷零】

168. ページ10

零に促され車に乗れば、もう切り替えたのか通常運転の零に詳細を聞かされた。









「俺の仕事について、なんだが...「公安の"ゼロ"なんでしょ？？」！！！そう、だ。よく分かったな。」









言いずらそうな零の言葉を遮って答えを口にすれば、驚いたようにこちらに視線を移してから目を細めて笑った。









「公安の仲間とこれから3つ子を攫った奴らを一斉検挙する。3つ子がすぐに会えるように連れてはいくが作戦中はAには、車で大人しくしていて欲しい。」








そう言葉を続けた零が大きなビルの駐車場らしき所へ入って行き、車を止めた事で目的地に付いたことに気付く。









「分かった。でも...3つ子も、零も。無事で、ちゃんと帰ってきてね？？」









不安になって思わずそう口にすると、フッと笑った零は、私の頭をくしゃくしゃと撫で回した。









「大丈夫だ。俺が、絶対見つけ出す。必ず連れて帰ってくる。」









行ってくる。









そう言って額にちゅ、とキスを落とした零はその顔に不敵な笑みを浮かべて車内から出ていった。車の鍵はもしもの時の為に預けられたし、連絡がつかないと困る為携帯を充電するようにも言われた。









車の中で3つ子と零の無事を祈っていることしか出来ない私は、はぁ。と深いため息をついた。




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すみません、土曜日更新したつもりが下書きのままになってたみたいでした＜(_ _*)＞





ちょっと熱出しちゃってて打ち終わってないので、今日(もう昨日)の分の更新は明日(今日)の朝にします。






そして明日の分の更新については合唱祭があるため更新出来ないかも知れません(›´ω`‹ )





最近ペース乱し気味ですみません！！






これからもこの作品をよろしくお願いします



((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘ







空良

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