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家まで送ってくれるらしい零は、澪と郁流を抱っこしてくれた。私はみんなから貰ったプレゼントと透流を抱える。
そうして5人で車のある駐車場まで歩いていると、途中おばあさんに声をかけられた。
「3つ子かい?可愛いねぇ。お世話大変だろう?旦那さんは奥さんをちゃんと支えてあげるんだよ?奥さんも旦那さんを助けてあげなさい。あなた達はきっといい夫婦になる。」
にこやかにそう言ってきたおばあさんに、思わず顔を赤くしてしまう私。
零は笑って「ありがとうございます。頑張りますね。」と答えていた。
おばあさんと別れ、車の所へついた時には、3つ子はもう完全に夢の中へ旅立っていた為、後ろの座席の背もたれを少し倒してシートベルトを付けておく。
私と零がそれぞれ車に乗ったところで、零は車を発進させた。
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家に着くととりあえず使っていない駐車場へ零に車を止めてもらう。そして後部座席を見ると、眠そうながらも起きた透流は「じぶんであるくぅ...」と言っているため私が連れて歩くことにした。
他2人を抱えた零が家の前についた時、ふとずっとやりたかったことを思い出し、透流に零の服の裾を掴ませ10秒したら入ってくるようにいって先に家の中へはいる。
靴を脱いで荷物を近くの部屋に急いで置いてから、零が入ってくるのをまった。
ガチャり、と音がして不思議そうな顔をした零に、笑顔を見せながら、ずっと言いたかった言葉を紡ぐ。
「おかえりなさい、零。」
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ぬこぬこ(プロフ) - イケメンが過ぎるぅ(´;ω;`) (2019年3月17日 23時) (レス) id: a359276646 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - アーケインさん» 私も書いていてうわぁ...と思っていました。笑きっと降谷さんは殺したいくらい怒っていたと思います!!なんとか堪えた感じですね。はい。笑 (2018年6月14日 22時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ちりさん» ありがとうございます!!!夜兎様には感謝してもしたりないくらいです!!!新章も頑張ります!!なかなか話が進まなくて...頑張ります笑 (2018年6月14日 22時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
アーケイン(プロフ) - ストーカー気持ち悪っ。降谷さんに勝てる訳ないのに。降谷さん、ストーカーを殺せば良かったのでは (2018年6月14日 0時) (レス) id: d5979c26bb (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - イラスト見ました!ものすごくイメージがしやすくなりそして可愛いくて夜兎さんありがとうございますですね!!そして新章おめでとうございます!!わくわくドキドキな展開お待ちしております!笑(*^o^*) (2018年6月5日 23時) (レス) id: a253956171 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空良 | 作成日時:2018年5月24日 19時