31:幼馴染(2) ページ34
幼い頃の龍馬を思い出し、笑みを滲ませていると…
すっ と襖が開く音と同時に、包帯や塗り薬を持った龍馬が部屋に入って来た。
龍馬「…寝てなくて、大丈夫なのかよ?」
A「うん…寝返り打てないし、寝てた方がきついから。」
龍馬「…ならいいけど。
薬塗って包帯巻き直すから、腕出して。」
こくり、と頷き、龍馬に左腕を差し出す。
龍馬「…お前さ、一日以上も目覚まさないから、焦ったんだけど。」
A「っえ、もしかして私が襲われたのって…昨日なの?」
手当てをしながら答えてくれる。
龍馬「…ん。高杉がお前を抱えて来た時は何事かと思った。」
やっぱり…高杉さんがここまで連れて来てくれたんだ。
A「…ねぇ、高杉さんは何処に居るの?
お礼を言いたいんだけど…。」
龍馬「は?…別に礼なんて求めてねぇと思うけど…明日来るから、その時に言えよ。
てか、その状態で動けねぇだろ。」
少し呆れた様な表情で、言葉を続ける。
龍馬「てかさ、前から思ってたんだけど…
お前新撰組のくせに何で俺達にも普通に接すんの?」
27人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まひろ(プロフ) - いえいえ!私もイケメン幕末大好きなので!!この小説にであってよかったと思ってます! (2018年1月23日 16時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - まひろさん» まひろ様、コメントありがとうございます(o^^o)そう言っていただけると嬉しいです! (2018年1月22日 23時) (レス) id: f35332ebbf (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - すごく良い小説ですね!応援してます。 (2018年1月17日 18時) (レス) id: f47c06bc73 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひぃ | 作成日時:2017年9月22日 0時