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忍者188 ページ6

『見当たらないねぇ...まぁここ迷路だしね』


亮「中々よくできた迷路じゃ」


桜「...あなた、あそこにいる人物」


亮「うむ」


『え?どうしたの?』


山「姫様こちらに」


『え?』




二人が何を話しているのかわけも分からないまま、Aは山本陣内に誘導され一つ前の曲がり角へ

そこから二人の様子を見ながら、Aはコソリと山本陣内に話を聞いた。




『山本様、どうしてあの人達と距離を取るのですか?』


山「姫様、あそこにいるのは暗殺者の【万寿烏】と【土寿烏】です。」


『えっ!?...い、言われてみればさっき見たような...
でもそれじゃあ、おじいちゃんとおばあちゃんはなんで堂々と...!』


山「あのお二人ですよ。もう既に変装しています。」


『え?あっいつの間に...!すごいなぁ』




驚きから一転、二人に尊敬の眼差しを送るA。

そして反面、自分は先程見た二人にもかかわらず気付けなかった己の未熟さにヘコむのだった。




『うぅ...不甲斐ない...』


山「姫様?...あ、アイツラがどこかへ行きました。行きましょう。」


『はい
かめ吉、もうちょっと水槽待ってね。』




そうして二人と合流するAと山本陣内

そのまま迷路の中を再び歩いていると、ふと向こうの道を歩く学園長の姿が見えた。




『おじいちゃんあそこ!』


亮「おぉおったおった!」


桜「あらあら、楓ちゃんと如月ちゃんも変わらないわねぇ」


山「じゃあ、私はそろそろこれで」


亮「おぉ、そうじゃな。助かったぞ、山本くん」


『や、山本様!本当にありがとうございました!』


山「いえいえ。姫様、体調にはくれぐれもお気をつけくださいね

それでは」





そう言って山本陣内と別れた。

亮之介はそのまま学園長を呼び止め、軽く話をする。その際あまりにも不用心なので桜子は「呑気ですよ」と注意するも、桜子も十分呑気だ。

Aはカワキタケ忍者のお面を(念の為)再びつけながら二人の少し後ろで迷路を眺めていた。



...すると。






木「(名字)A!お前こんな所にいたのか!!」


『ヒェっ、き、木下先生...!?』






学園長先生の護衛をしていた木下先生がどこからか突然現れた。




 

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ねこまる - すっごく面白かったです!更新楽しみにしてます! (2023年4月15日 20時) (レス) @page14 id: 580960554b (このIDを非表示/違反報告)
黒糖さまでーす - 続編おめでとうございます何回呼んでも面白いです、文才の天才とは桜さんのことをいってるんだろうなー (2023年3月5日 15時) (レス) id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 更新ファイト💪(・ω・💪力技ムキッ面白かったです!!!!!! (2023年2月13日 10時) (レス) @page14 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん症候群 - アニメ、最高でしたッッッッッッ( ^ ^ω)更新全裸待機で待っときます(ゝω・´★) (2023年1月12日 3時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん症候群 - 続編だァァァァァァァァァァ、感謝感激雨霰ですッッッヽ(・∀・)ノ (2023年1月12日 3時) (レス) @page14 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:出来たらいいなぁ  
作成日時:2022年9月21日 7時

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