十五歳の四年生！！【肆】

忍者185 ページ3

『元プロ忍やクノイチだったとしても、あの格好は本当に何も、武器すら持っていない服装ですよ...！

忍術学園をそれだけ信用しているんでしょうが...そういう問題じゃないんですよぉ！』


山「ひ、姫様、落ち着いてくださいっお気持ちはよく分かります。」


『山本様...！』





ともかくこのままではAの気も収まらないので、山本はAを護衛しながら共に亮之介(おじいちゃん)と桜子(おばあちゃん)を探すのだった。





『すみません...せっかく文化祭に来ていただいたのに私情に巻き込んでしまって...』


山「いえいえ、お気になさらず。
それに、それを言うなら姫様もですよ。せっかくの文化祭なのにこんな事に巻き込まれて」


『あはは...おじいちゃんの考えている事がよくわかりません...』


山「...まぁ、姫様の事を案じておられるのですよ。」


『うぅん......皆さんに余計な仕事を増やしてしまったような気がしてなりません...』


山「まぁまぁ、そう気を病むこともありませんよ。
...それより姫様、そのお面そろそろ外しませんか？」


『え？』




そんな会話を交わしながら二人は行く人来る人に目を向ける。

そして二つ目の曲がり角を曲がったその先に...






『！！いた――っ！』



探していた二人の姿を見つけた。











＊＊＊




謎に妄想が捗る...このままじゃマズイ

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