人間と怪異と半怪異【肆】

半怪異が153体 ページ8

「茜くんっ一体誰を...！？」



　








「あ、葵？どうしたの、そんなに慌てて...」



　








「あッ！え、え〜と...その、ね？

！まって、後で話すから！」


　







　









そう言って二人は告白の木に目線を戻す。




　



すると茜の前に現れた人物は...

　




　






　









　



「...」


　


　



「「(ん？山吹くん？？？)」」




　




　




　







　





すると茜は檸檬に向かって告白練習？をしだした
　









「ッ、ーーちゃん！


僕、キミが好きです！付き合ってください！！！」




　








「...んーいいんじゃね？
俺は告白とかする勇気ないからなぁ...まあ確かに〇〇可愛いけど。


なんか守りたくなるって言う感じ？...って、そんな怖い顔で見んなよ...

　





てかお前知らんぞ、〇〇に告白する奴ってなんか変なバット持った奴に殺られるとかって聞いたぞ？？」







　




「あー...うん、確かに...」



　



　





　


　









　




「...ッ肝心なところが聞こえなかった。

まぁでも練習みたいだったから、少しホッとしたわ」









良かったぁ〜と胸を撫で下ろす葵


　









　


「...葵、さっきからなんでそんな焦ってるの？

えっと、もしかして茜くんが告白するって少し...妬いたりとか？




ほら、茜くんって葵のこと明らかに好きっていうの分かるし...それに幼馴染だから...」



　


　







「え？あぁ全然違う違う！


茜くん、たしかに私と距離近いけど全然私にそんな気持ち持ってないよ！寧ろ...



　

あのね、寧々ちゃん。寧々ちゃんだから言うんだけど...絶対に内緒ね？」


　









「う、うん...」






　









　


葵はゆっくりと寧々に秘密を打ち明けた

　




　

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