人間と怪異と半怪異【肆】

半怪異が149体 ページ4

　





「はいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ！！？！？！？」


　









『ねｯ寧々ちゃんッしーっ！！』



　









昨日の事件を嘘偽り無く全て打ち明けると、案の定叫びだす寧々



その目は微かに殺意がこもっていた


　









「ちょっと源くんに除霊を...」


　








　

『寧々ちゃんストップストップ！！(汗)』


　





全力で押さえた


　









　






　







　





　









少し寧々の気分も落ち着いてきた(落ち着いてない)






　






「 は な こ く ん ... ！ ！ ！





ハッ！A、他には！？他には変なことされてない！！？」






　





そして必死にAに変なものを付けてないかと探す寧々
　



　








　






『う、うん！多分、なにも...

　





その...今日、例のッその...呼び出しがあってさ？正直、ちょっと行きにくくて...

その、恥ずかしさが出てきて...


　

ご、ごめんね！別に、寧々ちゃんへの当てつけとかじゃなくて...！』



　








傍から聞いたらたしかに自慢でしかないだろう。


だけど寧々はそのへんはしっかりと理解している。


　







　




　



Aに向かって笑顔で言った



　






「あぁ大丈夫！分かってるって！


それに、私花子くんタイプじゃないし！」



　









『よ、よかった...



あ、あと、もう一つなんだけど...』




　









「？」





　




　









Aはあの大きな木のことも畑に水をあげながら寧々に相談した

半怪異が150体→←半怪異が148体

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す