忍者32 ページ34
「(固まってたな…)
この子を、食堂まで一緒に連れて行ってくれないか?
因みに、この子は昨日学園長先生が言ってた編入生だ。」
Aが固まっていた事に苦笑しつつも、土井先生は三反田数馬にAの事を頼む。
そして三反田数馬は数馬で、
「あ、女の子の!」
と楽しみにしていた。
が、AはAで息を呑む。
『ッ…』
けどそんな事お構い無しに土井先生は話を進める。
「あぁ。
私は、ちょっと四年生を呼びに行かなきゃいけなくてな…」
「なるほど…」
数馬はAを少し見る。
さすが保健委員と言うべきか、今のAの気持ちを少し悟ったようだ。
「すまない!
それじゃあ、そう言うことでよろしくな!」
そう言って土井先生は屋根裏に消えていった。
『ぁ!?
先生ッ…!』
先生が言いたいことだけ言って姿を消した事にビックリしたA。
名も知らない子と一緒になってパニックなのもある。
そしてその時、Aは初めて数馬の方を向いた。
「へッ…!!?」
困惑する数馬。
ただでさえあんまり女子と話した事がないのに、振り向いて…これから先輩となる人が…__________
Aは先程も言ったようにプチパニックを起こし涙目になっている。
だがそれでもAの姿が美しいのには変わりなかった。
可憐で、美しく、愛らしい…
数馬は何も考えず…考えれずに、その姿を見ていた。
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 面白いです!(∩´∀`∩) (2023年2月13日 10時) (レス) @page49 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん症候群 - 続編、ワンダホーイ!!!!(・д・ = ・д・) (2023年1月12日 1時) (レス) @page49 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
にゃび - 続きが早く読みたい (2021年8月8日 5時) (レス) id: 017fff44c1 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - モコナさん» ありがとうございます!ぜひ読ませて頂きます!これからもよろしくお願いします! (2020年2月5日 22時) (レス) id: 2ed1be5e34 (このIDを非表示/違反報告)
モコナ(プロフ) - 桜さん» こんにちは!作品読ませていただきました!とても面白いです!更新頑張って下さい!後今「忍術学園の女の子」を書いてます!是非読んでください! (2020年2月5日 21時) (レス) id: 238aca14d7 (このIDを非表示/違反報告)
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