お手紙なのです ページ17
「手紙…？」
「誰から…？あの真名部ってヤツ？」
ヒロトさんから差し出された手紙を受け取りながら、私は裏返して差出人を確認する。
しかしそこには私の名前だけで、他に誰の名前も書いてありませんでした。しかも字がｶﾞﾀｶﾞﾀです。
とりあえず陣君ではありませんね。
陣君の字はとても達筆なんです。
「わからない。今朝届いたみたいでね。
他の人に預けてても良かったんだけれど…なんだか胸騒ぎがして。俺が預かってたんだ」
「胸騒ぎって……何？殺害予告とか？」
「ううん、そういうのじゃないよリュウジ。
ただ、Aなら予想がつくんじゃないかなって」
「…！」
そこまで考えてようやく私は、手紙の送り主が誰なのか何となく予想がついてしまった。
でも、だとしたら、どうして。
だって、だって。私に会ってくれなかったのに。
今日だって会いに行ったのに。
わざわざこんな方法用いてまで、何を私に伝えようとしているのです…？
「……すみません。中身、確認しに行っても宜しいでしょうか？」
「もちろん。読むも読まないも、Aの自由だよ」
「……」
ヒロトさんに許可を取ると、私は狩屋君と緑川さんに不思議そうに見られながら、自室へと向かう。
階段を上り、部屋に入って、ﾄﾞｷﾄﾞｷする心臓を押さえる。
ゆっくり、丁寧に、破れないように封を開くと中には1枚だけ便箋が入っていた。
3つ折りにされておりますが、少々不格好です。
折り紙が苦手のようですね、この人は。
「……」
開く前に、深呼吸。深く息を吸って、吐いて。
何が書いてあるのか予想がつきません。
第一、あの人からって決まったワケでもありませんし。
でも、もしもそうだとしたら……
だとしたら。
そっと、ゆっくり、便箋を開く。
一気に開いて中身を見たい衝動もありましたが
中身を見るのが何より怖かったので。
そうして十数秒掛けてようやく完全に便箋を開くと
私はその紙に書かれた文字を見て、大きく目を見開いた。
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ゆうくん(結翔)(プロフ) - ＊IJu＊さん» いえいえ！！はい、頑張ってください！！！ (2020年5月6日 8時) (
レス) id: 891a01bcc7 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ゆうくん(結翔)さん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです( ´ ▽ ` )これからも頑張ります〜！ (2020年5月6日 4時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうくん(結翔)(プロフ) - とても内容めっちゃ好きです(語彙)これからも頑張ってください！！！ (2020年5月4日 13時) (レス) id: 891a01bcc7 (このIDを非表示/違反報告)
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