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「嫌いじゃないよ…」




そう答えると少し微笑んだ相川君



「じゃあ、うらたさんは?」



意地悪そうに笑って聞いてくる


「…どうしたらいい…?」



「え?」



そんな質問は意地悪だと思わない?


今更、本当は好きだったなんて

そんなこと言われたって


心を揺るがせてくるのはずるい


私は好きだったのに



「相川君が好きだったのに……どうしたらいいかわからなくなって、気づいたら話せないし、どう接したらいいかわからなくて」






「どうして、こんな時に来るの…」



私は気づいたら目から涙をこぼしていた


泣いたって、周りを困らせるだけなのに







「…ごめんA」


またそんな顔をさせてしまった


私の心は思ったより弱くて
チョロいのだ。


「相川君ごめんね…私」




口を開いた瞬間、相川君は私の唇に指を当てて



「それは言っちゃダメ。」





ニコッと笑って、彼はその場から一歩下がる



「あ、浦田さん言いたいことは言ったんで大丈夫です!」


すると、ぎゅっと浦田さんが抱きついてきて驚いた



「へぇ…じゃあAちゃん。今度は俺とお話だね」



と言って、体育館裏まで連れていかれた





*



なんの話ししてたの?と聞かれて言われたことを言った。


「まあ、実は浦田さんが気になってるから相川君のことを諦めたなんて言えるわけないですよね」



「今言っちゃったじゃん」



私は流れでぽろっと口からこぼしてしまった


「あ」

浦田さんを見ると、口角が上がってるのが見えた


「ふーん、俺にも勝算あるってことでいい??」



_これからは、もっと押すから_



ニヤッと笑った彼が私の額にそっと触れると



リップ音がなる



「へ」


「唇は、俺がAちゃんのこと落とせた時ね」



そう言ってウインクした浦田さんのことを下の名前で呼べるようになる日は



くるのだろうか…?






another end

▼あとがき。→←▼



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Rmd(プロフ) - さくさん» ありがとうございます!!続編ってどうしても考えるの難しくて、いい案が出たら書こうかなって思います!!こちらの作品も読んでくださりとても嬉しいです(^^) (2019年6月9日 23時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
さく - とてもよかったです!おわってほしくない! (2019年6月2日 19時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - 美桜さん» こちらこそコメントをして下さりありがとうございます!!新しい小説も楽しんでいただけるようなものにしますね!(^^)/ (2019年2月7日 22時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 返事くださりありがとうございます!新しい小説も見ますぞ! (2019年2月7日 20時) (レス) id: 8e80da8dc1 (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - アリスさん» 幸せになっていただけて嬉しいです!!デロデロに溶けていただけて良かったです!!!!!\(^^)/ (2019年2月5日 17時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rmd | 作成日時:2019年1月13日 22時

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