注意報▼12 ページ12
あれから少し経って保健室をでた。
誰が持ってきてくれたのだろうか、いつのまにか私の鞄は保健室に置いてあった。
相川君か、ミコかな…?
そういえばお礼を言いそびれてしまった…
この雑誌を推しが触ったかもしれないと思うと
少しニヤける
私が怯えていた、保健室の外で誰かに待機されているなんてことは
女子からはなかった。
「あー、ようやくでてきた」
語尾に音符をつけたような声が真横から聞こえて、とっさに離れた
「そんな怖がらんといてや」
赤い髪の毛を揺らして
優しい顔でこちらを見つめる
「…パンくれた人」
彼を見たのは3回目くらいだ
1回目は相川君と一緒にいる姿を見たとき
その時パンをくれた。
「そうやで」
とりあえず優しい人。
「この間はありがとうございました」
(パンを)
そう言えば目の前の彼は
気にせんといて!!なんて言って
笑顔を振りまいてくる
「俺、坂田って言うからよろしくな」
「坂田君…命の恩人と覚えておきます」
すると彼は手に沢山お菓子を持ったまま
私に手を振ってどこかへ行った
一体何をしにきたのだろうか。
てか、パンだけじゃなくてお菓子もあんな風に持つんだ…
________________________
「坂田君遅いよ〜」
「ごめんな〜」
「これからどこ行く〜」
「みんなの好きなところでええで」
「「「わーい!!」」」
沢山の女の子に囲まれる赤い髪の毛の彼
プルルルル
「あ!電話」
彼はさっと携帯を見ると
「ごめん!!今日はダメになった!!
みんな、また今度ね??」
「もーしょうがないなぁ」
「坂田君、今度遊ぼうね〜」
675人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rmd(プロフ) - さくさん» ありがとうございます!!続編ってどうしても考えるの難しくて、いい案が出たら書こうかなって思います!!こちらの作品も読んでくださりとても嬉しいです(^^) (2019年6月9日 23時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
さく - とてもよかったです!おわってほしくない! (2019年6月2日 19時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - 美桜さん» こちらこそコメントをして下さりありがとうございます!!新しい小説も楽しんでいただけるようなものにしますね!(^^)/ (2019年2月7日 22時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 返事くださりありがとうございます!新しい小説も見ますぞ! (2019年2月7日 20時) (レス) id: 8e80da8dc1 (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - アリスさん» 幸せになっていただけて嬉しいです!!デロデロに溶けていただけて良かったです!!!!!\(^^)/ (2019年2月5日 17時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Rmd | 作成日時:2019年1月13日 22時